研究叢書

神道文化叢書第49輯『神道の喪葬儀礼と近代』塩川彩香著

[2024年12月10日]

(弘文堂の紹介記事より)  伝統や固有性に重きを置いていた神葬祭や大葬儀をめぐる従前の言説に一石を投じ、実際ハム―明治維新後の激しい社会変動に対応して十何に変容していた実態を大一字資料など種々の史料を用いて明らかにしてい […]

神道文化叢書第48輯『伊勢御師と宇治山田の学問』窪寺恭秀著

[2023年12月18日]

(弘文堂紹介記事より) 伊勢御師とは伊勢神宮における私的な祈祷を担い、神宮の御祓大麻を各地に届け、各地の参詣人を神宮に案内し、宿を提供するなどの活動をした人々です。第一編ではあらゆる文献を博捜して全国的に活動していた御師 […]

神道文化叢書第47輯『「八紘一宇」の社会思想史的研究』黒岩昭彦著

[2022年12月22日]

八紘一宇は第二次世界大戦時の日本の海外進出を正当化する標語だったと通説化しています。しかし、日蓮主義者の田中智学によって造語されたこの用語は、宗教家だけでなく軍部や政治家、左右の知識人、新官僚などに影響を与え、さまざまに […]

神道文化叢書第46輯『宮座儀礼と「特殊神饌」奈良県北・中部及び周辺地域を中心に』吉川雅章著

[2021年11月16日]

「宮座」と呼ばれる神社と関係の深い組織・集団が、通常の神社祭典では見られない特別に調理した神饌「特殊神饌」を供し、祭典誤の直会で人々が食する伝統がある。この神饌に焦点を当て、その伝統が地域でどのように維持継承それているの […]

神道文化叢書第45輯『「天皇」永続の研究 近現代における国体観と皇室論』東郷茂彦著

[2020年11月3日]

天皇の永続はいかにして可能か 「天皇の永続」という観念はいかにして生まれたのか。「永続してほしい」、「永続しなければならない」という希求や願望はいかに維持されてきたのか。明治、大正、昭和を生きた人物や、実施された制度を中 […]

神道文化叢書第44輯『伊勢神宮と仏教 -習合と隔離の八百年史―』多田實道著

[2019年12月15日]

「皇祖神を祀る伊勢神宮は、厳しく定められた神仏隔離が古来より守られてきたと思われがちです。しかし、そうした先入観を捨て、虚心に史料と向き合い、徹底した分析によって、奈良時代から神宮史の断層とみられる戦国時代まで、800年 […]

神道文化叢書第43輯 『神をまつる神社建築 玉殿の起源と発展』 山田岳晴著の刊行

[2018年12月14日]

玉殿とは、神社の本殿内にある本殿型の小建築で神体を奉安するもの。その発生は、平安後期と推定され、現存の中世玉殿は安芸国(広島県)に集中しています。広島県内を中心とした中世玉殿の実施調査と、古文書からの玉殿の復元を行い、そ […]

神道文化叢書第42輯 『近現代神道の法制的研究』 河村忠伸著の刊行

[2017年11月2日]

 本書の帯には、「近現代神道史に確かな礎を築く 神社に関する法制度・行政の変遷を実証的に考究。 未開拓の分野に果敢に挑んだ貴重な成果。」と謳われています。 本書は、一般の人が手に取るには、「法制的研究」というだけで敬遠さ […]

神道文化叢書第41輯『千古の流れ 近世神宮考証学』吉川竜実著の刊行

[2016年11月9日]

20年に1度行われる伊勢神宮の式年遷宮は、戦国時代の120年以上に及ぶ中断や幾度かの延期などはあったものの平成25年の第62回まで、およそ1300年にわたって続き、現代でも遷宮年に限らず神宮には毎年800万人前後の参拝者 […]

神道文化叢書第40輯『三条教則と教育勅語』三宅守常著を刊行。

[2015年10月27日]

本叢書の装丁を新たにしてから早くも4冊目となる第40輯『三条教則と教育勅語―宗教者の世俗倫理へのアプローチ』を平成27年6月30日に刊行致しました。  三条教則は明治5年に教部省から、当時国民教化に従事していた教導職に対 […]