本年度の公開講演会については、新型コロナウィルスの感染拡大は、感染症の取扱いが季節性インフルエンザと同様の5類に移行しましたが、諸般の事情により、本年も例年通りの形式による公開講演会の開催が難しいという判断を致しました。
つきましては、一昨年の形式と同様、本会のWebサイトに期間限定にてオンデマンド収録の形式による講演を掲載致します。
「装束と神道文化」Web講演会
日 時 令和5年6月10日(土)午前10時から配信予定
テーマ 「装束と神道文化」
講 演Ⅰ 「神職と有職故実(装束編)」
小林宣彦氏 (國學院大學神道文化学部准教授)
講 演Ⅱ 「山科・高倉家と衣紋道」
田中潤氏(学習院大学史料館研究員)
講演戴いた先生のご紹介
小林宣彦 先生(國學院大學神道文化学部准教授)
博士(宗教学)。専門は古代神道史、神道古典、有職故実。
著書に『律令国家の祭祀と祭異』(吉川弘文館・平成31年)、『増補新版 日本神道史』(岡田莊司氏との編著、吉川弘文館、令和3年)など。
田中潤 先生(学習院大学史料館研究員・國學院大學兼任講師)
博士(文学)。専門は公家装束を中心とした有職故実・公家文化。第7回徳川奨励賞受賞。
著書・論文に「江戸初期の有職故実と文化システム―書と公家装束を巡って―」『形成される教養 十七世紀日本の<知>(共著/勉誠出版)「近代の大礼と有職故実-装束の変化について-」 『美術研究』(令和3年8月)など。
講録について
なお、本講演会は昨年度の「刀剣と神道文化」と同様、講録を作成し、会員をはじめ一般の方々にも配布できるものとして企画しております。(令和6年2月発行予定。会員には配布いたします。なおご希望の方は1部500円にてお頒ち致します。)