神道文化叢書第39輯「悠久の森―神宮の祭祀と歴史」音羽悟著を刊行。

_MG_9629 本叢書の装丁を新たにしてから3冊目となる第39輯『神宮の森―神宮の祭祀と歴史』を平成26年6月30日に刊行致しました。

 昨年平成25年は第六十二回神宮式年遷宮遷御の儀が滞りなく斎行され、国民の伊勢神宮への関心は最高潮に達した一年でした。その最中、本叢書を執筆したのは神宮の現任職員である音羽悟氏です。氏は今回の遷御の折、神宮司庁の広報課員として儀式説明を担当し、神宮を心より崇敬する氏ならではの司会とし好評を博しました。そんな音羽氏の著した本書を是非ご一読ください。

【内容紹介】

第一章 千古の流れ 「悠久の森」を流れる五十鈴川が主題。そこに架かる橋、橋に関わる社、清流の歴史を語る
第二章 遷宮諸祭の沿革 遷宮の沿革として遷宮に関わる諸祭の考証
第三章 神嘗祭と附属のお祭り 神嘗祭の古儀について、神田の由来、御田祭の歴史など
第四章 近世の神宮 近世における古儀復興の精神、御祓大麻の起源と沿革等
第五章 神宮の古文書 神宮の文書収蔵の変遷、重要文化財『天養記』ほか
第六章 神社と環境 神宮、神社が抱える今日的な課題をあつかう

以上

一般書として弘文堂より販売されています。

(本体4,800円+税)