平成29年度被表彰者及び神道芸能普及費受給者を掲載しました

平成29年度被表彰者及び神道芸能普及費受給者を掲載しました

平成29年度被表彰者

理事改選

平成30年9月28日理事が改選されました。

新しく神社本庁総合研究部部長心得の浅山雅司氏、國學院大學神道文化学部准教授の藤本頼生氏2名が選出されました。

理事・監事・評議員

 

その他の助成事業

文部科学省平成28年度「私立大学研究ブランディング事業」に採択された國學院大學の事業「古事記学」の一環として展開される「古事記アートコンテスト」の趣旨に賛同し、本事業に共催として参画。第1回の表彰受賞者への賞金として助成金を支給。

なお、「古事記アートコンテスト」の応募は117点にのぼり、審査会が平成29年12月27日に行われ、入賞者の表彰式は明くる平成30年1月20日に國學院大學のキャンパスで開催されました。

1回入賞者の作品


【特選】新井 麻美「古事記との出会い」
國學院大學 神道文化学部神道文化学科一年

【入選】吉田 晴香 「天沼矛」
國學院大學 神道文化学部神道文化学科二年

【入選】川元 日菜子「大国主神」
國學院大學 神道文化学部神道文化学科四年

【佳作】八木沼 宣哉「決戦!八俣遠呂智!!」
國學院大學 文学部日本文学科一年

【佳作】吉田 ひかる「自凝島の誕生」
山形県立米沢女子短期大学 社会情報学科一年

【佳作】小林 翔也「ヨモツヘグイ」
國學院大學 文学部哲学科二年

【佳作】今橋 晶子「大国主命と白兎」
國學院大學 神道文化学部神道文化学科一年

【佳作】坂本 和香「日本列島神々絵巻」
國學院大學 神道文化学部神道文化学科一年

【審査員特別賞】横山 七海「オトタチバナヒメ」
愛知県立芸術大学 美術学部美術科二年

審査の様子

受賞者の記念撮影

表彰状授与の川本さん

受賞者を代表して謝辞を述べる新井さん

 

「第2回 古事記アートコンテストの作品募集案内と同コンテスト第1回受賞者の作品を展示」(平成30年7月から9月下旬まで 於・東京大神宮境内)

神道文化会設立70周年記念事業について

当会は、神道文化の普及昂揚を目指し昭和22年9月に発足し、以来 5年ごとに当初目的の貫徹を期して周年事業を実施してまいりました。平成29年9月13日には、設立70年を迎え、本年5月に主な70周年事業を無事終了致しました。

(1)『明治維新神道百年史』の復刻、出版

 

平成30年は、明治維新より数えて150年となり、本会では、51年前に明治維新100年を記念して『明治維新神道百年史』五巻を刊行いたしました。本書は、当時の神道関係研究者の粋を集めたもので、本会刊行物を代表する論文集であり、今なお対外の評価を得ている貴重な書籍です。絶版となった今、本会では、設立70周年にあたり、本年、明治維新150年を記念し、今一度この名著を復刻し、その存在を世に知らしめるべく復刻を計画し、平成30年5月25日に刊行いたしました。

※全国主要図書館(385ケ所)に寄贈終了。

(2)「明治維新150年記念近現代神道史」懸賞論文を募集

『明治維新神道百年史』出版より50年が経過した現在、社会状況は大きく様変わりし、当然ながら近代神道史にかかる研究も進展致しました。

当該分野を専門とする研究者も増えることで研究分野、領域は広がりをみせています。これらを踏まえ、本会では設立70周年を記念し、上記書籍の復刻出版とともに、今後の神社神道のあり方、神社、神職の進むべき方向を考える上で、我が国の喫緊の課題でもある過疎化社会、少子高齢化社会にあって、神社界あるいは神社神道としての考え方を求められる問題のヒントを探すべく、特に近現代にかかる神道史をテーマに設定し、懸賞論文を募集。

平成30年5月30日に締切、12件の応募がありました。

「明治維新百五十年記念近現代神道史」懸賞論文審査結果について

本会設立70周年記念事業の懸賞論文の審査会が、平成30年9月25日に開催され受賞者(6名)が決定し、平成30年12月6日に表彰式が執り行われました。

【審査員名】(敬称略)

松山文彦 (東京大神宮宮司・本会専務理事)
西村 明 (東京大学大学院人文社会系研究科准教授)
谷川 穣 (京都大学大学院文学研究科准教授)
武田秀章 (國學院大學教授・神道文化学部長)
佐野和史 (瀬戸神社宮司・本会常務理事)
阪本是丸 (國學院大學教授・本会理事)
櫻井治男 (皇學館大学特別教授・本会理事)

以上7名

【受賞者名】(敬称略)

《特選》

1、木村悠之介 (東京大学大学院人文社会系研究科修士課程1年)       

「明治後期における神道改革の潮流とその行方 ―教派神道と『日本主義』から「国家神道」へ」

2、中村 聡 (星川杉山神社権禰宜)                    

「神道人川口常文の行実 ―結城神社修繕昇格運動と先人顕彰活動を中心に」

以上2名

《入選》

1、新田惠三 (皇學館大学文学研究科神道学専攻博士課程前期課程2年)     

「神道行法禊祓行の教学的背景について」

2、大番彩香 (國學院大學大学院文学研究科神道学・宗教学専攻博士課程後期2年)

「明治初期の神葬祭式をめぐる問題」

3、半田竜介 (國學院大學研究開発推進機構ポスドク研究員)         

「自由民権運動と国学者・神職 ―丸山作楽『明治日報』を通じて―」

4、河村忠伸 (秋葉山本宮秋葉神社禰宜)                   

「近現代神道の教学的課題」         

以上4名

※論文は機関誌「神道文化」31号及び32号に掲載予定。

(3)記念式典を開催

◎日 時 平成30年5月25日(金)午後4時30分より
◎場 所 東京大神宮マツヤサロン
◎内 容 ・関係物故者慰霊祭 午後4時30分  40名参列
     ・記念式典挙行   午後5時10分  65名出席
     ・記念祝賀会    午後6時     85名出席

なお、記念式典会場において、平成29年度神道文化会表彰式ならびに神道芸能普及費の伝達式が執り行われ、また、祝賀会においては、瀬戸神社宮司で本会の常務理事を務める佐野和史氏より、「神道文化会について」の講演と、平成29年度神道文化賞に輝いた涼恵氏による歌唱が披露され、会場は華やかな雰囲気に包まれ盛会裏に終了いたしました。心よりお礼を申し上げます。

(4)DVDの作製

助成金事業のひとつである神道芸能普及費の支給も30年目を迎え、昨年11月に受給者の団体(対象60件)に対し追跡調査を行い、その活動状況を報告書に纏め、提出を依頼したところ28件のご回答を戴きました。それら活動内容(写真、DVD等)をDVDに作成し、関係者及び70周年賛助金奉納者に配布いたしました。

機関誌「神道文化」30号を発行。

対談「これまでの神道文化会、これからの神道文化会」を掲載。

内容は、トップページの座談会からお入りください。

神道文化叢書第43輯 『神をまつる神社建築 玉殿の起源と発展』 山田岳晴著の刊行

玉殿とは、神社の本殿内にある本殿型の小建築で神体を奉安するもの。その発生は、平安後期と推定され、現存の中世玉殿は安芸国(広島県)に集中しています。広島県内を中心とした中世玉殿の実施調査と、古文書からの玉殿の復元を行い、その起源と発展および建築史的特質を明らかにする神道史と建築史を架橋する画期的研究。

目次

序 章 神社建築の概要

第一章 現存する中世玉殿の事例調査

第二章 中世玉殿の屋根構造

第三章 中世玉殿の一木造出技法

第四章 中世玉殿に見られる地方色

第五章 厳島神社玉殿の復元

第六章 出雲大社内殿の復元

終 章 玉殿の特質

付 録 神社建築用語の解説

なお、本書は一般書籍として弘文堂より販売されています。(本体5000円+税)

第20回 公開講演会 「鏡と神道文化」のお知らせ

神道文化会では公開講演会を平成11年より開催し、本年で20回を数えます。

今回は「鏡と神道文化」と題し開催いたします。どうぞ、ふるってご参加ください。お申し込みは、電話、ファクス、メールで承ります。住所、氏名、職業等をご記入の上、下記の神道文化会事務局までお知らせください。定員になり次第締め切らせていただきます。

お名前等の情報については、講演会のご案内のみに使用させていただきます。
日時、開催場所については、下記の通りとなります。
お二人の先生には約1時間御講演をいただく予定です。
講演後、藤澤紫先生に登場いただき、藤本頼生先生による司会で、ミニシンポジウムを開催致します。

参加お申込・お問い合わせ

一般財団法人神道文化会
〒102-0071東京都千代田区富士見2-4-1
東京大神宮内
TEL 03‐6691‐5585 FAX 03‐3261‐4147
E-mail info@s-bunka.com

1、日時

平成30年6月16日(土)午後1時から

13:00 開会
13:10 講演Ⅰ 「古代祭祀と鏡―考古学の立場から」 笹生 衛先生(國學院大學教授)
14:10 小憩
14:20 講演Ⅱ 「神道思想における鏡」 松本 丘先生(皇學館大学教授)
15:20 小憩 
15:30 ミニシンポジウム開催(これより藤澤 紫先生ご参加)
16:30 終了

2、場所

國學院大學学術メディアセンター 常磐松ホール
東京都渋谷区東4-10-28

講師のご紹介・敬称略

笹生 衛(さそう まもる)

國學院大学教授・祭祀考古学

 昭和36年千葉県生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程前期修了。千葉県教育庁、國學院大學神道文化学部准教授を経て現職。著書に『神仏と村景観の考古学』弘文堂2005、『日本御田台の祭祀考古学』吉川弘文館 2012等。

松本 丘 (まつもと たかし)

皇學館大学教授・神道思想史

 昭和43年生まれ。東京都出身。國學院大學大学院文学研究科神道学専攻博士課程前期修了。國學院大學講師等を経て現職。著書に『尚仁親王と栗山潜峰』勉誠出版2004、『垂加神道の人々と日本書紀』(弘文堂、2008)等

藤澤 紫 (ふじさわ むらさき)

國學院大學教授・日本美術史

 学習院大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士後期課程単位修得。国際浮世絵学会常任理事。著書に『鈴木春信絵本全集』(勉誠出版)、『遊べる浮世絵―体験版江戸文化入門』(東京出版)等

藤本頼生 (ふじもと よりお)

國學院大學准教授・宗教社会学(司会)

以上

設立七十周年記念事業

(主要な記念事業を紹介いたします。)

「明治維新百五十年記念近現代神道史懸賞論文」募集中
明治維新を基点に未来の神社・宗教のあり方を問う!

〔本論文の趣旨〕

 平成30年にて、明治維新より150年の佳節を迎える。かつて本会は明治維新100年を記念して企画した『明治維新神道百年史』(全五巻)を昭和41年に出版したが、50年前の当時と比較して、神宮・神社をとりまく社会状況も大きく変化した。また近代神道史にかかる研究も進展し、当該分野を専門とする研究者が増えたことはもとより、その研究領域についても神道学・宗教学を問わず広がりを見せている。

 一方で、戦後70年を経て、戦前期の国家管理の時代に奉仕体験のある神職もほぼ引退・逝去し、その時代を知る者も少なくなった。近現代の神道を考える上で重要なポイントである「明治維新」が神社・神職にどのような影響を与えたのか、そしてどのような変遷を経てきたのか、それは現代の神社神道と、いかなる関係にあるのかという点で、あらためて近代の神社・神職のあり方を確認すべき時期にあるといえよう。

 そうした点を踏まえれば、今後の神社神道のあり方や神社・神職の進むべき方向を考える際には、明治維新以後の神社と神道の歩んできた道、課題について、フレッシュで斬新な視点からの研究が待たれるところである。また今後、さらに進むであろう、過疎化社会、少子高齢化社会等の極めて現代的な課題に対し、神社神道、現代の神社・神職としてもどう取り組むべきかという姿勢や考え方が求められている。

 そこで、今回の設立七十周年記念事業に当たり、本会ではこのような現代的課題へのヒントを探すべく、特に近代から現代にかかる神道・宗教をテーマとした。

 その上で懸賞論文の執筆を國學院、皇學館両大学を中心とした国内外の大学生あるいは、
当該分野に関心のあるものを対象として行うこととしこれを編集・出版することで今後の神社神道のあり方に向けた対応の一助とするものである。

〔本論文の応募資格〕

①募集期間 (平成29年11月1日から30年5月末日)に国内外の大学に在籍の大学生もしくは大学院生。また、当該分野に関心を有するもの(年齢45歳まで)とする
②募集内容 〇近代・現代の「神道」・「神社」・「神職」に関する論文
〇近代・現代の神道と他宗教との関係性を問う論文
〇神社・神道が直面する現代的課題についての論文
③表彰及び賞金 特選(論文を機関誌『神道文化』に掲載、賞金30万円) 1名
入選(論文を機関誌『神道文化』に掲載、賞金5万円) 5名
佳作(記念品として『明治維新神道百年史』復刻版を贈呈) 若干名

※入賞(入選以上)の論文を中心に記念論文集を出版予定

④枚数 四百字詰原稿用紙30枚から50枚程度(約1万2千〜2万字程度)
⑤原稿募集締切 平成30年5月末日
⑥審査・発表 平成30年8月頃。発表は本人に郵送にて通知。本財団のホームページにて発表予定
⑦応募方法 下記提出先に郵送
※住所・氏名(本名)・年齢・職業・電話番号を明記の上、A4用紙に印刷し、データ(CD-R)を添えて提出すること
⑧個人情報について 選考結果通知および発送等に利用するほか、当該募集についての連絡事項(文書にて)等のみに利用
⑨注意事項

応募論文については返却不可

入賞論文の著作権・公衆送信権は主催者に帰属

〔審査委員〕(順不動)

西村 明   東京大学大学院人文社会系研究科准教授
谷川 穣   京都大学大学院文学研究科准教授
武田秀章   國學院大學教授・神道文化学部長
松山文彦   東京大神宮宮司・一般財団法人神道文化会専務理事(審査委員長)
阪本是丸   國學院大學教授・一般財団法人神道文化会理事・明治聖徳記念学会理事長
櫻井治男   皇學館大学特別教授・一般財団法人神道文化会理事・明治聖徳記念学会常務理事
佐野和史   瀬戸神社宮司・一般財団法人神道文化会常務理事

(主 催)

一般財団法人神道文化会

【問合せ先・提出先】一般財団法人神道文化会事務局

〒102-0071 東京都千代田区富士見2-4-1 東京大神宮内
電話 03-6691-5585
ファックス 03-3261-4147
電子メールアドレス info@s-bunka.com

『明治維新神道百年史』全五巻の復刻、出版

 平成30年は、明治維新より数えて150年となる。本会では、昭和41年に明治維新100年を記念して『明治維新神道百年史』五巻を刊行した。本書は、当時の神道関係研究者の粋を集めたもので、本会刊行物を代表する論文集であり、今なお対外の評価を得ている貴重な書籍である。絶版となった今、本会では、設立七十周年及び明治維新150年となるのを記念し、今一度この名著を復刻し、その存在を世に知らしめるべく出版を計画している。

※全国主要図書館に配布予定。

 

 

機関誌「神道文化」29号を発行

座談会「鉄道と神道文化」を掲載。

内容はこちらをご覧ください[PDF]。

神道文化叢書第42輯 『近現代神道の法制的研究』 河村忠伸著の刊行

 本書の帯には、「近現代神道史に確かな礎を築く 神社に関する法制度・行政の変遷を実証的に考究。 未開拓の分野に果敢に挑んだ貴重な成果。」と謳われています。

本書は、一般の人が手に取るには、「法制的研究」というだけで敬遠されるかもしれません。

しかし、手に取り、じっくりと読み進めていくと、新進気鋭の近現代を主とする神道史の研究者としての一面、また日々神明奉仕に身を置く神職としての一面からの著者視点で、まさにこの書を著したことに気付かされます。未開拓とされる分野に挑んだ著者の熱意を感じるためにも、一章ずつ、近代神社史を繙くように、或いは著者の神社へのまなざしを感じながらお読みください。

目次

序章  近現代神道史における法制度の重要性

  一 はじめに
  二 神道史における近代と現代の歴史的区分
  三 神社の明治維新
  四 制度研究の重要性
  五 「国家神道」に関する問題
  六 法制研究の課題
  七 本書の構成
  八 おわりに

第一編 国家の宗祀と公認神社

 第一章 神社行政における「国家ノ宗祀」

  一 はじめに
  二 神社の国家管理に関する制度
  三 神職任用に関する制度
  四 奉務規則
  五 敬神思想の普及
  六 神社制度調査会と神社経済
  七 神社整理から見る行政の神社観
  八 「神社の本質」問題
  九 神祇院の発足
  十 おわりに

 第二章 御祭神に関する神社制度―別格官幣社配祀神 殉難戦没之将士を例として―

  一 はじめに
  二 公認神社の誕生
  三 御祭神に関する神社制度
  四 「帝国の神祇」の範囲
  五 配祀神の定義
  六 別格官幣社藤島神社列格まで
  七 藤島神社の列格
  八 名和神社・菊池神社の列格と配祀神
  九 「殉難戦没之将士」の範囲と配祀神の取扱
  十 おわりに

 第三章  神社整理と無格社の法的性質及び実態

  一 はじめに
  二 神社整理に関する法令
  三 神社整理の目的と基準
  四 無格社発生の背景と法的性質
  五 無格社に対する恩典の差
  六 昭和期における無格社及び非公認神社の実態について
  七 明治末期における無格社の実態
  八 神祇院の「無格社整備ニ関スル要綱」の特色
  九 おわりに

 第四章 私祭神祠の法的性質

  一 はじめに
  二 公認神社の発生
  三 非公認神社
  四 「私祭神祠」の条件と神社類似施設
  五 神社制度調査会と無格社整理
  六 神祇院による「私祭神祠」の方針転換
  七 私祭神祠等の取締
  八 おわりに

 第五章 補論 邸内社の法的性質―現代の政教問題を論じる上での近代神社行政研究の意義―

  一 はじめに
  二 邸内社の慣習
  三 近世における邸内社の管理
  四 近代における邸内社の管理
  五 神社行政概説書から見る邸内社の行政上の取り扱い
  六 公認神社に非ざる祭祀施設
  七 現在における邸内社の判断基準
  八 現行法上における邸内社の性格
  九 おわりに

第二編 鎮守の森の近代化

 第六章 近代神社境内地の形成―上知令・山林・租税・公園―

  一 はじめに
  二 上知令と地租改正
  三 境内地の管理と租税
  四 鎮守の森の官有地化
  五 風致林野と神体山
  六 神社公園の発生
  七 神社公園の問題
  八 おわりに

 第七章 上地事業における境内外区別

  一 はじめに
  二 先行研究
  三 上知令の発令とその背景
  四 上知令直後の境内外区別
  五 地種の整備
  六 地租改正中の境内外区別
  七 京都府における実例
  八 おわりに

 第八章 神社境内の公園的性格

  一 はじめに
  二 太政官公園の成立と神社境内
  三 神社境内の公園化
  四 神社林と神苑
  五 おわりに

 第九章 東京府における太政官公園と神社公園の成立

  一 はじめに
  二 いわゆる太政官公園について
  三 公園制度発足以前
  四 東京府における公園設置方針
  五 東京府の公園維持運営法
  六 おわりに

 第十章 近代神社林制度の変遷

  一 はじめに
  二 明治初期(上地事業)
  三 風致林野
  四 境内地跡地の処分
  五 明治神宮御造営の影響
  六 昭和期の神社行政における神社林観の変化
  七 おわりに

 第十一章 神体山の制度的沿革―「神体林」の神道史上の意義について―

  一 はじめに
  二 上地事業の経緯と神体山
  三 事例(一)大神神社
  四 事例(二)諏訪大社
  五 事例(三)松尾大社・伏見稲荷大社
  六 事例(四)金鑽神社
  七 上地事業に於ける「神体山」の判定基準
  八 「神体山」に関する研究の深化
  九 「神体林」
  十 神体山に対する特例措置(秋葉山の事例)
  十一 おわりに

終 章 近現代神道史研究の課題と展望

  一 はじめに
  二 「国家ノ宗祀」の研究と課題
  三 神社明細帳
  四 神社経済と運営護持
  五 私祭神祠の問題
  六 近代的神職
  七 近代境内の形成
  八 神社林をめぐる議論
  九 神社の公共性
  十 神道教学上の検討課題
  十一 おわり                  

以上

  なお、本書は一般書籍として弘文堂より販売されています。(本体5000円+税)