令和7年、伊勢の神宮では、「第六十三回神宮式年遷宮」のお祭りと諸行事がいよいよ始まり、5月には遷宮の最初の行事である「山口祭」、心御柱の御用財を伐りだすにあたり、その木の元に坐す神を祭る儀式「木本祭」が斎行されました。本会でも20年に一度行われる伊勢神宮の最重儀「御遷宮」をより多くの方々にご紹介いたしたく、下記の通り、神宮参事・音羽悟先生(神宮広報室次長)、濱千代早由美先生(大阪人間科学大学特任教授)のお二方を講師にお迎えし、皇學館大学名誉教授櫻井治男先生の司会で開催いたします。
どうぞふるってご参加ください。
- 個人情報につき住所・氏名等については、講演会のご案内のみに使用させて頂きます。
- 受付は12時30分(同時開場)から行います。
参加お申込み・お問い合わせ
一般財団法人神道文化会
〒102-0071 東京都千代田区富士見2-4-1東京大神宮内
TEL.03-6691-5585
FAX.03—3261-4147
E-mail info@s-bunka.com
記
日時・開催場所
令和7年6月14日(土)
於・國學院大學渋谷キャンパス2号館2101教室
(東京都渋谷区東4-10-28)
「第六十三回神宮式年遷宮はじまりの年」
13:00 開会
13:15 講演Ⅰ「遷宮はじまりの年~山作りと庭作り~」
神宮参事(神宮広報室次長)音羽 悟先生
14:15 (休憩)
1430 講演Ⅱ「お木曳~木曾から伊勢へ」
大阪人間科学大学人間科学部社会創造学科特任教授
濱千代早由美先生
15:40 櫻井先生を交えての質疑応答
16:10 閉会
以上
講師のご紹介(敬称略)
音羽 悟(おとわ さとる)(神宮参事・神宮広報室次長)
昭和41年生まれ。皇學館大学大学院博士前期課程国史学専攻修了。
平成4年神宮出仕となり同21年神宝装束課長。また第六十二回神宮式年遷宮内宮遷御の儀では司会を務めた。平成30年広報室課長を経て神宮参事に就任。現在神宮広報室次長として神宮の広報活動に携わっている。
主な著書に『悠久の杜 神宮祭祀と歴史』(弘文堂 平成29年)、『伊勢神宮 解説編』(新潮社 平成29年)ほか論文多数。
濱千代早由美(はまちよ さゆみ) (大阪人間科学大学人間科学部特任教授)
昭和44年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科社会学専攻修了。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程(人文学専攻)単位取得退学。皇學館大学等の非常勤講師、『伊勢市史民俗編』協力委員を経て現職。
専攻および主な著書は 宗教社会学、地域社会学で平成13年日本生活学会研究奨励賞している。遷宮については、『伊勢市史 第8巻 民俗篇』(共著、平成21年、伊勢市)のほか「注連縄をつくる人々:伊勢志摩における民俗の生成と宗教的意味付与の過程をめぐって」(『生活学論叢』4号、平成11年)『生活学〈第24冊〉祝祭の一〇〇年』(共著、平成12年、ドメス出版)など論文多数。
櫻井治男(さくらい はるお)(司会) 皇學館大学名誉教授・博士(宗教学)
昭和24年生まれ。皇學館大学大学院修士課程修了。同大学文学部教授、社会福祉学部教授、同学部長などを歴任。本会理事も務める。主な著書に『蘇るムラの神々』(大明堂 平成6年)『地域神社の宗教学』(弘文堂平成22年)、『知識0からの神社入門』(幻冬舎 平成24年)、『お伊勢さんとムラの神々―祭りに学ぶー』(神社新報 令和7年)など、ほか論文多数。
平成30年南方熊楠賞を受賞をしている。
以上