平成20年 第10回「自然と神道文化」

 本年も恒例となりました公開講演会シリーズ「自然と神道文化」についてお知らせ致します。

 第10回目を迎えた今回のタイトルは「自然と神々 そして日本人」です。

「自然と人間との関係を問い直す」

人と自然との関係が厳しく問い直されている昨今、神道文化会では統一テーマとして「自然と神道文化」をテーマにした公開講演会を平成11年より開催してまいりました。開催より十年が経ち、第10回目となった本年は「自然と神々そして日本人」というテーマで、これまでの講演会をふりかえるとともに古来からの日本人の信仰や精神性の変動、また自然環境の変化と環境科学、技術文明の進歩の両面から鎮守の森と日本人とのかかわりを考えてゆきたいと思います。どうぞふるってご参加くださいますようお願い申し上げます。

財団法人神道文化会専務理事 松山文彦

日時 平成20年6月28日(土) 午後1時半より
場所 神社本庁(東京都渋谷区代々木1-1-2)

13:30 主催者挨拶
13:40 基調発題「環境科学からみた自然と神々」
      講師 鈴木 啓輔 氏
(湘北短期大学教授・白幡天神社宮司)
15:30 シンポジウム
     「鎮守の森と人々のかかわりを考える」
パネリスト 岡田真美子氏(兵庫県立大学環境人間学部教授)
      大崎 正治氏(前國學院大學経済学部教授)
      鈴木 啓輔氏(湘北短期大学教授)
(司 会) 宮田  修氏(NHKアナウンサー・熊野神社宮司)
17:00 終 了 (終了後、講師の方々と簡単な懇親会を用意しております)

鈴木啓輔(すずき けいすけ)

湘北短期大学教授
工学博士。
白幡天神社宮司。(千葉県市川市鎮座)
昭和20年千葉県生まれ。
日本大学大学院理工学研究科修了。
専門分野は有機化学、石油化学。
著書に『自然と神、そして日本人』『環境科学』、『エネルギーとその資源』、『資源と化学』など。

岡田真美子(おかだ まみこ)

兵庫県立大学環境人間学部教授
姫路新在家学術情報館館長
哲学博士(Dr.Phil)
昭和29年京都市生まれ。東京大学大学院修士課程修了後、ドイツボン大学へ留学。博士号取得。
専門分野は環境宗教学、感性哲学。 
編著書に『環境と宗教』、『地域をはぐくむネットワーク』など。

大崎正治(おおさき まさはる)

前國學院大學経済学部教授
昭和12年生まれ。
京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。
西南学院大学助教授、國學院大學助教授を経て、
平成20年3月まで同大學教授。鎮守の森CO2吸収効果調査プロジェクト会議の中心メンバー。
専門分野は経済人類学、環境経済学。
著書に『「鎖国」の経済学』 『水と人間の共生』、など。

司会 宮田 修(みやた おさむ)
昭和22年千葉県生まれ。
NHKアナウンサー 熊野神社宮司。

主催 財団法人神道文化会
協力 神社本庁教学研究所 財団法人式内社顕彰会

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