皇學館大学助教授 | 河野 訓氏 | 「風の神と信仰」 |
三重大学名誉教授 | 水越允治氏 | 「風で語る日本の気候」 |
第8回の講演会は「風」をテーマとしました。私たち人間にとってもしも「風」がなかったらどうなるか?
そんな疑問にも答えてくれる講演会でした。「風」がなかったら熱も水分も運ばれない…。
ロシアやアラスカは年中雪と氷に囲まれ、インドやアフリカは灼熱の砂漠で雨は全く降らない…。
人も住めないそんな地球、世界になってしまう。
科学とは別としても何故私たち日本人が風を大事にしてきたのか、また気候や地理の中での「風」の機能とは何か、古典を紐解きながら、また気候学の立場から、それぞれ発表戴きました。