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毎年テーマごとの座談会を企画し、掲載しています。 また、長年神に奉仕されてきた神職からもエッセイを寄稿いただいているほか、 学術的な小論文も数本掲載。神道と日本文化とのさまざまな関わりを探っています。

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機関誌「神道文化」36号を発行

座談会「社会教育・教化と神道文化−教導職と明治初期の神道と宗教」を掲載。

内容はこちらをご覧ください[PDF]。

機関誌「神道文化」35号を発行

座談会「近現代の神葬・墓制と神道文化」を掲載。

内容はこちらをご覧ください[PDF]。

機関誌「神道文化」34号を発行

座談会「伊勢信仰と神道文化」を掲載。

内容はこちらをご覧ください[PDF]。

機関誌「神道文化」33号を発行

座談会「スポーツ文化と神道文化」を掲載。

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機関誌「神道文化」32号を発行

本号には、設立70周年記念事業の一環である明治維新150年懸賞論文入選者4名の論文を掲載しています。残部がありますので、購読希望の方は、1200円+送料で頒布しています。

機関誌「神道文化」31号を発行

本号は座談会の開催なし。

機関誌「神道文化」30号を発行

対談「これまでの神道文化会、これからの神道文化会」

機関誌「神道文化」29号を発行

座談会「鉄道と神道文化」を掲載。

内容はこちらをご覧ください[PDF]。

機関誌「神道文化」28号を発行

座談会「神宮奉斎会とは何だったのか」を掲載。

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機関誌「神道文化」27号を発行。

座談会「葬送儀礼と神道文化」を掲載

内容はトップページの座談会からお入りください。

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機関誌「神道文化」26号を発行。

座談会「装束と神道文化」を掲載

内容はこちらをご覧ください[PDF]。

 

座談会「旅と神道文化」

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先日、平成21年1月9日に機関誌『神道文化』第20・21合併号掲載の座談会を開催しました。

テーマは「旅と神道文化」

旅文化に造詣の深い5氏をお招きし、開催致しました。
座談会の参加者は以下の通り

神崎宣武(民俗学者・旅の文化研究所所長)
星野英紀(大正大学人間学部教授・大学院長・前日本宗教学会会長)
山中弘(筑波大学大学院人文社会学研究科教授)
板井正斉(皇學館大学社会福祉学部専任講師)

司会

櫻井治男(皇學館大学社会福祉学部教授)

オブザーバー

松山文彦(本会専務理事・東京大神宮宮司)

なお、この座談会の模様は4月頃発刊予定の機関誌『神道文化』に掲載の予定です。

座談会の趣旨

 本会では機関誌『神道文化』を年一回発行しているが、本年度は第二〇号、二一号の合併号として発刊することとなった。そのため、今回は座談会を二本立てで企画し、第一弾は「生命倫理と神道を考える」(二十年九月四日)、第二弾を「旅と神道文化」(二十一年一月九日)として実施した。

 機関誌に掲載する座談会は、創刊時より現在に至るまで、古今東西、様々な文化事象、歴史事象を「神道文化」というキーワードで捉え直していくというもので、第一線で活躍する研究者や関連方面に造詣の深い神職、専門家の方々をお招きして開催してきた経緯を持つ。機関誌では単に論文を頂戴し掲載するのみでなく、多彩な分野の方々に呼びかけ、座談会形式で様々な視点から御発題、発言を戴くことで、神社界へ新しい知見を広めていく上での一助ともなってきた。

 また、昨年の座談会では「文明開化と神道文化」というテーマで幕末、明治維新期から大正期に至るまでの神社、神道と欧米文化の流入との関わりを横浜・神戸・伊勢という三つの港町を中心に考えてみたが、座談会の中で一つ注目する話題として、文明開化の流れのなかで、鉄道事業や道路の進捗に伴う社寺への参詣ということが大きな焦点として挙げられた。そこで、今回は「旅」をキーワードにして神道文化との関わりを探ってみるという趣旨のもと、今回の座談会を実施することとなった。

 古より、日本人は旅に対する憧れが強く、さまざまな参詣記や絵図、近代に入ってからは写真記や旅行記などが出版され、ここ数年は、テレビ等メディアでも毎日のように旅番組や旅に関する記事が紹介、特集されているような状況にある。

 近年、特にテレビでは聖地の旅、巡礼、心の旅というようなテーマの番組も増加しており、四国の八十八箇所巡礼をはじめ、各地の霊場、世界遺産ともなったことで観光再生をはたした熊野古道と熊野三山など、社寺を中心とした信仰の道への関心が非常に高まっているともいえる状況にある。一方で昨年、政府では国土交通省の外局として観光庁が発足し、国内経済の発展のため、国際観光、国内観光の充実が叫ばれている。今回、旅文化に造詣の深い研究者の方々を招き、旅と神道文化をテーマに据えた座談会を行うことで、我国の社寺と旅との関わりが聊かでも明らかになればと考えている。 (財団法人神道文化会事務局)

座談会 生命倫理と神道文化

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 さる9月4日に機関誌『神道文化』第20・21合併号掲載予定の座談会「生命倫理と神道文化」が東京大神宮にて行われました。
 内容は来年春掲載の予定ですが、座談会の開催の趣旨は以下の通りです。
 尚、座談会は二本立ての予定で、明年1月にも「旅と神道文化(仮称)」を開催予定です。

出席者  島 薗   進 東京大学大学院教授 
     薗 田   稔 京都大学名誉教授
     今 岡 達 雄 浄土宗総合研究所主任研究員
     小 林 威 朗 國學院大學大学院(久伊豆神社権禰宜)
     唐 澤 太 輔 早稲田大学大学院
     井 澤 正 裕 (司会:神社本庁総合研究部長)
     松 本 久 史 (國學院大學研究開発推進機構専任講師)

[開催の趣旨]
 近年、医療科学の格段な進歩によって、尊厳死問題や脳死判定問題、臓器移植問題、さらには葬送の変化、あるいはクローン問題や人工授精、代理母出産や赤ちゃんポストなど、「いのち」の尊厳性や死者に対する慰霊、供養観を問う問題も含め、いわゆる生命倫理に関わる問題が社会の変化とともに問われている。
 その一方で我が国では、昨今の種々の報道でも日々耳目するように大人や青少年を問わず、親が子を殺めたり、子が親を殺めるといった事件が多発している。また繁華街などでの無差別殺人事件などでは、「殺すのは誰でもよかった」などと逮捕された加害者が証言するなど、凄惨たる殺人事件などが多発している状況にあり、「いのち」の重さが我が国の人々のなかで軽んじられているのではないかと思われるような傾向があり、そうした事件が日常茶飯事化するなど社会問題化しており、このことは単なる犯罪心理や社会構造の問題だけでは明らかにできない問題であるともいわれている。
 そのような現状の中にあって、財団法人神道文化会では、創立六十周年記念事業の一環として、大学生、大学院生を対象とした「神道と生命倫理」に関する懸賞論文を公募し、平成19年6月に締め切られたのち、その審査・表彰式が平成19年の8月、10月にそれぞれ実施された。
 そこで、今回『神道文化』20・21号に掲載する恒例の座談会では、「生命倫理と神道を考える」と題して、今回の懸賞論文の審査にも携わった島薗進、薗田稔両氏に加え、仏教側から浄土宗総合研究所において生命倫理問題の研究プロジェクトに携わった今岡達雄氏、また懸賞論文の入賞者でもある小林威朗、唐沢太輔両氏の5名によって神道と生命倫理の問題について座談戴く。さらに司会として、生命倫理問題の研究に取り組んできた井澤正裕氏にご担当戴き、懸賞論文および過去の論考を収録した『神道と生命倫理』においてご寄稿いただいた松本久史氏にもオブザーバーとして議論に加わっていただくことで、神道と生命倫理との接点について議論を深めてみたい。

機関誌『神道文化』第19号発行について

 昨年12月に「神道文化」第19号が発行されました。今回のテーマは「文明開化と神道文化」です。

 座談会も「文明開化と神道文化」で、

生田神社宮司で神戸女子大学名誉教授の加藤隆久氏
元神宮禰宜で現在NPO法人五十鈴塾の塾長である矢野憲一氏
瀬戸神社宮司で國學院大學兼任講師の佐野和史氏
國學院大學神道文化学部教授の阪本是丸氏

の四氏で座談会を行いました。

 随想は北畠能房京都大学名誉教授はじめ4本、論文も二本収録しています。

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バックナンバー

第19号(平成19年)

テーマ「文明開化と神道文化」

座談会「   同     」

第18号(平成18年)

テーマ「葦津珍彦とその時代」

座談会「   同     」

第17号(平成17年)

テーマ「神道文化と神道美術」

座談会「神々の美の世界」

第16号(平成16年)

テーマ「社会福祉と神道文化」

座談会「福祉文化と神道文化」

第15号(平成15年)

テーマ「神道文化と有職故実」

座談会「有職故実をめぐって」

第14号(平成14年)

テーマ「神道文化と護符文化」

座談会「日本の護符文化について」

第13号(平成13年)

テーマ「神道文化と国学」

座談会「近世の神道思想と国学」

第12号(平成12年)

テーマ「神道文化と神道教学」

座談会「教学・神学・教化と神道文化」

第11号(平成11年)

テーマ「海外神社と神道文化」

座談会「海外神社をめぐって」