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平成28年度被表彰者

  

 

(1)上村 武男殿(兵庫県)

 氏は、文学・詩・哲学に関心が深く作家としても知られる一方、神職としては亡父に関する『上村秀男著作集』等をはじめいくつかの著作があり、亡父の戦前・戦中・戦後の神職としての歩みを纏めている。また、奉仕神社のご祭神である須佐男命に関する「スサノオ考」の論考を『深い森の奥の池の静謐―古代・祝詞・スサノオ』として刊行。この度、江戸後期以来社家として祖先の歴史を尋ね現在の神社・神職のあり方を顧みる『遠い道程 わが神職累代の記』を著した。氏の旺盛な著述活動から神職にとどまらない人生・思索の歩みが見える。

(2)金子 敏之殿(埼玉県)

 埼玉県秩父郡皆野町は現在、人口約一万人余・約四千世帯、過疎化が年々進捗している典型的な中山間地域であり、神社は非宗教法人を含めて約二五〇社という多数が鎮座する。同町出身、在住の金子氏は高校時代から、同町の鎮座神社の調査を二十年余にわたり継続し、その間に結果を冊子に纏めている(平成10年・21年)が、この度それを増補改訂した本書が自費出版された。増補改訂内容は、過去に調査した神社の変更事項の確認、記載漏れとなっていた神社を調査対象に加え、また神社の遷宮や統廃合の記録を残すことに取り組んでいる、多数の地図・境内図・写真等によって詳細に把握することができる貴重な内容である。

(3)長野県神道青年会殿(長野県)

 平成19年の調査開始よりおおよそ10年の歳月を調査・編集に費やし、平成28年4月に完成発刊。当初は平成20年の長野県神道青年会創立六十周年記念事業の一環として計画されたが、諸事情により作業が中断され頓挫しかけた。しかし、神道青年会会員の戦歿者慰霊顕彰に対する熱意と関係者有志の協力のもと、平成25年に本格的に調査を再開した。既存の関係刊行物記載情報を柱として、対象の調査をするなかで発見された該当施設についても、多数収録されさており、調査再開後の熱意と努力が実った一冊である。

(4)美保神社神事奉賛会殿(島根県)

 美保神社(島根県松江市)には、特殊神事としての青柴垣神事と諸手船神事がある。いずれも記紀神話の国譲りを儀礼化した神事である。この祭礼の独自性は、厳しい精進潔斎を伴う当屋制度である。この界隈の住民約250世帯が、美保神社の氏子であり、この特殊神事を三百年以上にわたり口伝で継承してきた。祭礼当日まで、夥しい準備と手続きがあり、一切の段取りを氏子組織が担っている。古代の神話を守り続けることを使命と受けとめるこの小さな集落は、祭りを通して、いまも、昔ながらの祭りに対する真摯な取り組み、郷土愛、連帯感などが、子供たちに心身ともに受け継がれていく大切な形を美保神社奉賛会を中心として守り続けている。

(5)宮崎県神道青年会殿(宮崎県)

 この度、同青年会が刊行した『大東亜戦争終結七十年記念誌 守ルベキモノ 伝ユベキモノ』は、大東亜戦争終結七十年の節目にあたり、靖國神社をはじめ、全国の旧指定護國神社、宮崎県内の忠魂碑や慰霊碑等の概要を一冊に取り纏めた記念誌である。本誌の特徴は、昭和59年刊行の『神武天皇論 宮崎神宮史』を引用し、開戦から終戦に至る宮崎神宮内外の動向を当時の社務日誌等から紹介し、続いて宮崎縣護國神社等の慰霊碑、忠魂碑など、宮崎県内の戦没者慰霊顕彰の姿が、その歴史を踏まえ理解できることである。その上、大東亜戦争終結七十年事業として実施した慰霊祭などの模様も併せて報告しており、貴重な資料ともなっている。

以上5件

平成28年度神道芸能普及費受給者名

(1)はくい獅子舞保存活性化実行委員会殿(石川県)

 同委員会は、平成27年に結成され、三年目を迎えた。羽咋市を中心とした口能登地区の
祭礼で行われる「獅子舞」を、地域アイデンティティを構成する重要な伝統芸能と位置づ
け、これを後世に保存・継承するための活動を行っている。地域に根差した振興文化、地方神社固有の伝統慣習や祭礼行事を振興充実させるべく、氏子意識の昂揚と神社の伝統に立脚した事業内容といえる。この活動を通して、祭礼での獅子舞を担う関係団体等の仲間の交流をはかり、地域の神話と振興を目的として活動を行っている。

(2)蔵王稚児舞の会殿(新潟県)

 金峯神社に伝わる蔵王稚児舞を伝承する。稚児舞は、江戸時代正徳年間頃に伝わった出雲流神楽であり、金峯神社に伝わる二十四座ある里神楽のひとつが「稚児の舞」である。講師と小中学生約15名で構成され、主な活動として金峯神社の例祭に稚児舞を奉納している。

(3)長命講伊勢踊り殿(愛媛県)

 愛媛県八幡浜市穴井の神明神社に伝わる「長命講伊勢踊り」は、約四百年前に流行した伊勢踊りがこの地方に伝わったもので、当初は年三回の開催であったが、1765年ころから毎月11日に行われ、今日では農繁期を除き従来通り執り行われている。この伊勢踊りは、踊りの形態は当時のものであり、踊り手と歌い手双方で和する形で踊り、一踊り約20分、旧正月の11日には午前3回、午後3回と舞われ、他の月は午後3回踊りを奉納する。往時の伊勢踊りの様子を残す貴重な芸能である。

(4)嚴島神社雅楽会殿(愛媛県)

 同雅楽会は、平成21年神社の雅楽愛好の職員により結成、設立以来、会員の技術向上のみならず、神社の祭典で奉奏することにより、氏子崇敬者に対する教化活動にも繋がるよう日々研鑽している。また、次世代を担う小・中学生に雅楽を体験させることにより、我国の伝統文化の素晴らしさを知る機会を与え、青少年の健全育成と地域活性化の一助となるよう努めている。

(5)熊野神社「薩摩硫黄島メンドン」殿(鹿児島県)

 鹿児島県は多くの離島がある。その中の一つ硫黄島に伝わる熊野神社の特殊神事「薩摩硫黄島メンドン」は、毎年旧暦8月1日、2日に鹿児島県指定無形民俗文化財「八朔太鼓踊り」の終盤に登場する仮面神のことで、熊野神社前にて奉納される。仮面神の手にした神木で暴れまわり、神木にたたかれると魔が払われるといわれている。三島村の仮面は、ニューギニア・八重山諸島等の仮面神とのつながりの中で位置づけられると思われ、原初的な神の姿を想起させる。古老の話によれば慶長年間の豊臣秀吉の朝鮮出兵に由来するといわれ、島民の氏神さまに対する信仰心も篤く、貴重で重要な神事芸能である。

神道芸能普及費支給(別枠)

《本年度支給対象者》

(1)上沼訪印神楽神議会殿(宮城県)

 同会は、登米市中田町上沼鎮座・八幡神社の神楽保存会として、同神社の祭礼奉仕は
もちろんのこと地域行事、民俗芸能大会等にも多く出演し活動している。法印神楽は、仙台藩の北部に発祥したとみられ、大別すると二流派がある。「上沼加茂流法印神楽」は「流神楽」に属し、中断期を含め二百年以上の歴史を有している。当該地域は県内北部に属し、東日本大震災の発生に伴い過疎化・少子高齢化が進む中で、神社ひいては地域の交流・活性化に伝統芸能が有する価値は益々高まっている。

(2)上町法印神楽保存会殿(宮城県)

 同保存会は、登米市豊里町鎮座・稲荷神社の神楽保存会として精力的な活動を展開している。右の示す二流派の「浜神楽」に属する。起源については、資料消失のため定かではないが、神社の歴史、近在の法印神楽との関係性を踏まえると江戸中期と考えられる。この神楽は体育の日前日に稲荷神社で奉納され、「まめからさん祭り」としても親しまれている。一見地味な内容に思える演目も、法印神楽の主たる所作が込められ、鉾と扇を華麗に捌きながらも印を結びつつ舞う姿は「至高の地舞」とよばれるに相応しい高貴なかぐらである。

以上7件

平成27年度被表彰者名

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(1)湯澤 貞 殿(埼玉県)

 氏は、平成16年靖國神社宮司を定年により退き、以後靖國会総代などを務めながら、忠霊の慰霊、顕彰、啓蒙活動に尽力し、終戦70年の昨年『靖國神社のみたまに仕えて』を上梓。

 本書は、氏の47年に及ぶ神明奉仕の半生が綴られ、わけても所謂「靖國神社問題」についての記述は、当事者としての信念や具体的対処などが述べられ貴重な証言となっている。

 また、俳人としても活動し靖國神社退職に際して句集『散る桜』を出版するなど、神道文化に貢献。

(2)雅楽道友会殿(東京都)

 雅楽道友会は都内神社での祭典奉仕はもとより、北は北海道函館から南は長崎市まで、その祭典奉仕・演奏会の助勢など活動が広範囲に及び内容も多岐に亘る。近年では東日本大震災の被災神社で継承されてきた伝統芸能の支援活動も行うなど、これまで五十年にわたり民間への雅楽の普及と技術向上に果たした役割は大きい。

(3)和歌山県女子神職会海南海草支部殿(和歌山県)

 同支部は、平成20年より独自の事業として神話紙芝居を継続して製作・上演している。この事業には支部全員で取り組み、毎年、支部内神社の夏祭りや子供が集まる機会、小学校での上演なども7回以上となり、子供やその父兄を対象に日本文化の伝承に努めてきた。現在、支部外の神社からの依頼も受け、工夫を凝らした活動に取り組んでいる。

(4)永崎ひまる殿(東京都)

 氏は、絵馬師として多くの神社に「大絵馬」を奉納するなど敬神の念が篤く、また日本文化の「和紙」の普及にも尽力、和紙絵馬製作などで活躍している。甲斐國一宮淺間神社他に大絵馬奉納をするなどの傍らワークショップを開催し、絵馬の歴史、意義、作り方などについて教化・普及に尽力している。

(5)正院町雅楽会殿(石川県)

 石川県神社庁珠洲支部にある正院町雅楽会は、多年に亘り活動拠点の羽黒神社及び珠洲支部主催の祭典等に演奏奉仕しながら、青少年の奏者育成にも尽力している。また、学校及び老人施設等の演奏活動にも積極的に取り組んでいる。現会員は、宮司、成人、青少年で構成され、毎年練習会を開催し、恒例祭や支部事業等に演奏奉納し、活動が評価される。

(6)加藤三千雄殿(石川県)

 氏は、昨年、本居宣長を訪ね、私塾鈴屋の門人となった祖先、酒垂神社第十二代宮司加藤吉彦が著した書をもとに『千尋の浜草と藤のかき葉―酒垂神社十二代宮司加藤吉彦の生涯―本居宣長門人―』を上梓した。氏は、古文書の専門家ではないが、先祖の事績を紹介するとの一心で著した本書は、当時の神職の活動を垣間見ることができ、史料的にも価値の高いものとして評価される。

以上6件

平成27年度神道芸能普及費受給者名

(1)秋津住吉神社百石踊西戸保存会殿(兵庫県)

 住吉神社では、氏子地区十一ケ村のうち九ケ村に、室町後期頃の発祥とされる旱魃時のみに雨乞いを祈願し奉納する百石踊りが伝わっている。百石踊りは、定期的に演じられることはなく、生え抜きの長男のみ踊ることが許され、記録も一切認められない厳しい決め事があり、幻の神事芸能として歴史に刻まれてきた。しかしそのような中、平成24年より定期的に秋津百石踊りを演じるこことなり、その伝承に力を注いでいる。

(2)三島伶人会殿(新潟県)

 同会は新潟県神社庁管内の伶人が集い、技能の習得・向上や後継者の育成を目的として昭和43年組織された。主な活動として鎮守神社の春秋例大祭にて奏楽や神饌献饌の補助、里神楽等の神楽舞を奉納するとともに、2年ほど前からは毎年2月に各地区の高齢者福祉施設を慰問し公演を行っている。また、第六十二回神宮式年遷宮では奉祝行事にて里神楽を奉納するなど、地区内外にて幅広く活動し、伝統芸能護持継承に尽力。

(3)宮城野獅子舞保存会殿(神奈川県)

同保存会は、箱根町の宮城野に伝承されている伊勢大神楽の獅子舞を継承する団体である。獅子が湯立をするという全国でも希少な伝統神事芸能で江戸時代の安永5年(1776)に甲州郡内吉田村の萱沼儀兵衛により、仙石原並びに宮城野の里に伝えられたのが始まりと明確に書見され、爾来240年の長きに亘り、氏子青年の手によって厳格な戒律と精進潔斎を尽くす行法・作法等が厳重に継承・継続されている。

(4)仙石原神楽保存会殿(神奈川県)

 箱根町の仙石原に伝承されている伊勢神楽系の獅子舞を継承する団体であり、同上の宮城野獅子舞保存会と歴史を同じくする。同上保存会と合わせ「箱根湯立獅子舞保存会」と称する。

(5)宅宮神社の神踊り保存会殿(徳島県)

 宅宮神社の神踊りは、古く平安時代末頃から始まったと伝えられ、毎年8月15日に五穀豊穣、悪病退散を祈願して氏子馬組が輪番で古式豊かに奉納されてきた。この踊りは、古風を今に伝え一度も中断することなく続いてきたことに価値がある。戦後間もない昭和26年全氏子をもって構成される保存会が発足し、氏子が町内の十二の地区ごとにつくる「馬組」が毎年持ち回りで奉納している。

(6)日吉神社太田獅子舞保存会殿(石川県)

 太田町の獅子舞は、日吉神社の祭礼において、神事の「露祓行事」として、古くより伝承され現在に至る。時代の流れとともに地域の少子化が進み、断絶が危惧されたが、昭和61年保存会を結成し、獅子舞の次世代への継承、技術の向上、地域の活性化に取り組んでいる。また昨今は地域巳ならず他の地域神社においても慶賀祭・奉祝祭などで獅子舞の演舞を行うなど活動範囲をひろげている。

(7)住吉神社御神事太鼓保存会殿(石川県)

 能登住吉神社は、仁徳天皇の御代、奉斎されたとあり、古く大宮と称された。御神事大太鼓は別名大宮太鼓とも称され神殿に祀られた奇面をつけ神のしもべと化した者たちが日本海に立ちはだかる荒々しい岸壁のごとく打ち鳴らす音は、近隣諸国のものまで魅了し、昔も今も氏子の誇りとなっている。

神道芸能普及費支給(別枠)

 《本年度支給対象者》

(1)夏井大梵天神楽保存会殿(岩手県)

 同保存会は、昭和52年に結成されたが、歴史は古く、神楽を継承してきた家の伝承によると先祖が山伏修験者で、山伏神楽の系統であるという。一時中断されたが、山伏神楽の特徴の一つである権現による春祈祷、火伏祈祷などの儀礼的な要素が大切に継承されている。

 平成6年からは小学校高学年、中学生への指導なども行っている。

(2)山根神楽殿(岩手県)

 山根神楽は、昭和50年、久慈市山根町内各地区に伝わる神楽の衰退により保持継承のために合同の神楽団体となり設立された。現在は山根町唯一の神楽団体として、毎年久慈市及び近隣町村の祭典に神楽奉納おこなうなど、普及に努力している。

以上

平成26年度被表彰者名

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(1)宮﨑義敬殿(山口県)

 氏は山口県における神道講演の伝統を継承する神社界随一の神道講演者として知られる一方、神道政治連盟会長を四期務め、その間に神道精神を国政に反映させ日本の伝統と文化を守るために尽力した功績は大なるものがある。また昨年平成26年には、『一神職の本音』という書籍を著すなど、これまでにも多くの著書があり、長きに亘り神道文化の普及と昂揚に貢献。

(2)小林美香殿(東京都)

 氏は神社奉仕の傍ら、自立した研究者としての道を歩み、近年、主要図書『女性神職の近代』、『昭憲皇太后からたどる近代』を著している。前者は、丹念に史料を繙きながら従前「巫女」という範疇で認識されがちな「聖」の領域に関わる女性を女性神職の歴史に位置づけ考察したものであり、後者は、昭憲皇太后が日本の近代化推進、伝統文化継承に果たされた御事蹟を詳らかにしている。両書とも学術的価値が高く神道文化の昂揚に貢献。

(3)今泉宜子殿(東京都)

 氏は、明治神宮国際文化研究所主任研究員として研究活動に励む中、此の間、単著3冊共著を数冊刊行するなど著作活動にも力を注いでいる。本会では、とりわけ『明治日本のナイチンゲールたち ―世界を救い続ける赤十字「昭憲皇太后基金」の100年―』が、その副題に示されるように国際機関である赤十字に寄せられた昭憲皇太后基金の設立から現在の状況、世界各地での救援活動に活用される実態を検証したものであり、皇室を中心とする日本の特性、神道文化の理解に貴重な役割を果たす研究として高く評価された。

(4)稲田美織殿(東京都)

 氏は、美術大学卒業後、中学校の美術教員を務めたのち、ニューヨークでフリーのカメラマンとなる。平成13年(2001)、偶然自宅マンションでニューヨーク同時多発テロに遭遇し、以来、その衝撃と失意の中、世界各地の聖地を求め数多の写真を撮影し続けているうち、最終的に日本の聖地伊勢神宮に辿り着いた。未知であった神宮について学び、足を運び『水と森の聖地 伊勢神宮』等を刊行。内容は万人を神道の世界観に引き込む魅力をもち、フォトストーリーとして伊勢神宮の美と調和を遺憾なく著すなど、神道文化の普及に貢献。

(5)北海道神宮殿(北海道)

 同宮は、元の神社名を「札幌神社」と称し、戦前北海道で唯一の官幣大社に列せられていた。昭和39年、創建以来の御祭神である大国魂神・大那牟遅神・少彦名神「開拓三神」に加え、新たに明治天皇を奉祀し、神社名を「北海道神宮」と改称。平成26年は明治天皇御増祀から五十年に当たり、同宮は國學院大學研究開発推進センター編による『北海道神宮研究論叢』を刊行。同書は北海道神宮創建以来、その歩んだ道程を多様な角度から論究し、新たな北海道神宮像を提示。また、それに止まらず近代神道史、さらには北海道近代史に資する充実した内容で評価された。

(6)開拓判官島義勇顕彰会殿(北海道)

 今から150年前までは、原野であった札幌。それまでは、蝦夷地とよばれていた北の大地も、明治2年「北海道」と名を改め、開拓使が設置された。佐賀より赴任した開拓判官島義勇は明治天皇の大御心を戴き北海道開拓に尽力し、北海道神宮の創建にも深くかかわった偉人である。島判官は、北海道開拓の父、札幌開府の先人と評価されているが、近年はとくに取り上げられることもなくなった。本顕彰会は、偏向した歴史観のもとに開拓の歴史が風化される中『島義勇伝』を刊行。北海道の郷土教育に一石を投じている。地元漫画家に依頼し、郷土史家、佐賀県研究機関などの協力を得て学術的にも優れた内容であり、本書は児童からお年寄りまで、幅広く親しまれる書籍として評価される。

(7)齋藤壽胤殿(秋田県)

 氏は、神明奉仕の傍ら、平田篤胤佐藤信淵研究所研究員、秋田民俗学会理事などの役職をもち、主に地元秋田を中心に活動を展開している。地元では民俗学者として知られ、学会誌『秋田民俗』や、タウン情報誌『あきたシティマガジンきたかぜ』等を通して県内神社のお祭りや民俗行事などを紹介し神道教化につとめている。また近年では、神道文化を根底においた文で、無料配布マガジン『楽園』(シニア向け情報誌)にコラムを担当し、本年コラムを纏め出版を予定している。一方学術論文も数多く執筆し、神道文化の普及に貢献。

(8)眞情会殿(山口県)

 同会は、昭和51年、主宰者である青田國男(赤間神宮禰宜)氏が、歴史に興味を抱く高校時代の友人と始めた同好会であった。当初は年二回ほどの間隔で、「神典を学ぶ会」「和歌の会」などを催し、会誌を発行していたが現在は年4回(季刊)となり、35号以降数学者岡潔氏の京都産業大学講演録を連載するなどして、平成26年100号に達した。また同会の活動は会誌発行に止まらず、「禁門の変」(昨年で150年)でなくなった長州藩士の首塚のある京都・上善寺において『慰霊祭』を奉仕し、また三島由紀夫・森田必勝両烈士を追悼する『憂国祭』等を奉仕するなど、日本人の精神文化の核心に触れる活動を展開していることが評価された。

以上8件

平成26年度神道芸能普及費受給者名

(1)藤沢湯立神楽保存会殿(神奈川県)

 同保存会は、昭和初期に設立され、約八百年前に京都の石清水八幡宮から鎌倉・鶴岡八幡宮に伝わった湯立神楽を継承している団体である。清めや祓いを中心とする。神職神楽で、同会の神楽には打囃子、羽能、御祓、御幣招き、御湯、中入れ、掻湯、大散供、湯座、射祓、剣舞、毛杼伎の十二座があり、神楽自体を神事とする神楽である。毎年、各神社例祭および湯立神楽助勤奉仕として、神楽を奉納し、第六十二回神宮式年遷宮奉祝奉納行事として、内宮参集殿において湯立神楽を奉納した。夏場の奉仕のため、装束など傷みやすく助成金にて補填。

(2)北風原鞨鼓舞保存会殿(千葉県)

同保存会は、昭和29年に設立された。同鞨鼓舞の歴史は、天文年間、千葉里見氏による雨乞いの祈願から始まる神事であり、北風原鎮座の春日神社によって伝承保存されている。演舞は舞人が腹に鞨鼓をつけ、頭に獅子舞をかぶり、三獅子によって勇壮に舞われるもので本神事は雨乞い祈願の古い特色を残しており、神事そのものに貴重な文化的価値および神道的意義がある。主な活動として、春日神社の祭典で舞われるほか、郷土芸能のイベントなどでも披露し活躍。

(3)鍋地獅子舞保存会殿(愛媛県)

 同保存会は、平成5年10月今治市鍋地地区秋祭りにおいて、氏子有志により祭りに華を添えるべく、獅子舞を舞って以降、5年の歳月を経て、地域に根付いた。平成10年その愛好会を発展的に解散し同保存会を設立、今日に至る。保存会では、地域の伝統芸能として後世に伝承し、氏神さまのもと文化の発展に寄与すべく活動を展開している。活動は、毎年10月に行われる四良神社(四郎明神社)の秋祭りに神輿のお供として獅子舞を行う。盆が過ぎたころから獅子舞の稽古を行うことは、老若男女のつながり、地域の円滑化を図るうえでも保存会の役割は大きい。

(4)本川神楽保存会殿(高知県)

 同保存会は、平成4年7月に設立された。設立の経緯については、室町時代に旧本川村中野川河川敷で舞ったのが創めとされる古い神楽を、国指定重要無形文化財にも指定されたこともあり、さらに盛り上げるために保存会を設立することとなった。土佐の神楽唯一の夜神楽として、野趣的な雰囲気を漂わせ、末永く継承されていくことが望まれる。野趣的な神楽のため、損傷も激しく、常に補充を余儀なくされることが懸念材料となっている。

(5)黒尾神社殿(鹿児島県)

 黒尾神社は、薩摩半島から約五十キロ離れた海上の鹿児島郡三島村黒島大里に鎮座する旧村社である。現在は照國神社宮司島津修久氏が同社の宮司を兼務している。黒尾神社の由緒は定かではないが、三百年以上前から祀られていると推定される。この神社には代々日高太夫家(神職)を中心に社家士と呼ばれるそれぞれの神役目(祭の進行役)や悦当(清掃準備、太夫の荷物持役)らがあり、神事が継承されている。この祭りの神事が非常に珍しいもので、現在の「神社祭式行事作法」に則るものではなく、旧儀にて神事を斎行している。前太夫と現太夫は旧儀にて神事行事を執行いるが、神職の資格がないため宮司不在神社として扱われ、大切な神事継承が危ぶまれるため、照國神社宮司が兼務するかたちをとっている。

以上5件

神道芸能普及費受給者(別枠)

(1) 山谷獅子踊り保存会殿(岩手県)

 山谷獅子踊りのルーツは、東北地方に多くの神社を建立した坂上田村麻呂が閉伊討伐の際戦勝を祈願した鬼抜大明神が宝暦年間に、大沢浜川目から、現門馬に社殿を新建築したときに神に奉納されたことが始まりとされている。その踊りが閉伊川流域、花輪、老木、根城を経て、根城から大沢に嫁いだ縁のものから伝えられ、現在の山谷地区に伝わり踊り継がれている。震災で中止されていたが、毎年8月に行われる魚賀(なが)浜間(はま)神社の例大祭に平成24年より参加するなど活動を展開している。

以上1件

平成25年度被表彰者名

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(1)式年遷宮記念せんぐう館殿(三重県)

 せんぐう館は、第六十二回式年遷宮の付帯事業として計画され、平成24年4月7日、外宮勾玉池池畔に博物館として開館。同館には、外宮原寸大再現模型、御装束神宝調製工芸品を中心資料として展示されているが、来館者が、無理なく館内を一周することを想定し、展示解説は簡易を心掛けている。また、講演・講座・フロアガイドを随時開催することにより、容易に遷宮や神宮、神道への理解を高めることに努め、今後も親しまれる博物館として教化活動をつづけ、次期遷宮に向け活動を展開している。

(2)千葉県神社庁「房総の伊勢信仰」企画委員会殿(埼玉県)

 千葉県神社庁は、第六十二回神宮式年遷宮の募財活動の目途がついた平成20年から遷宮の奉祝とともに、20年後の遷宮の奉賛に繋げて行く方途として『房総の伊勢信仰』編纂のための委員会を設け、5年の歳月をかけ調査し、同書を刊行した。執筆には、県内神職19名が執筆を担当し、房総の地に残る古くからの伊勢信仰の足跡、祖先の伊勢への思い・姿を纏め、その内容が高く評価された。

(3)鳥取県神社誌編纂委員会殿(鳥取県)

 鳥取県内には県内神社を網羅した書籍が、昭和9年刊行の『鳥取縣神社誌』以降なく、内外から「神社誌」発刊の要望の声が多く寄せられていた。その声に応え平成の御大典を機に神社誌編纂事業に着手。20余年の歳月を掛け『新修 鳥取県神社誌 因伯のみやしろ』を刊行。その内容は第1編に神社誌、第2編は神社概説とし歴史、概説、祭神と信仰、神社建築、また指定文化財が網羅され、第3編には鳥取県の神祇年表が収められており、今後の神社関係の基礎的資料として高く評価された。

(4)秋永勝彦殿(大分県)

 同氏は、平成2年に帰郷後、本務神社で宮司を務めながら、過疎化と高齢化の進む地元の活性化をめざし奔走。就任後すぐの平成2年には社報「かしは手」を創刊(年4回発行) 、今日まで23年間に及ぶ。平成11年には、第1回全国神社広報紙コンテスト最優秀統理賞を受賞した。同氏の活動は執筆のみにとどまらず、耶馬溪・雲の森コンサートを実施(平成4年から年1回。20年まで) し、そのアーティストのジャンルも多彩で好評を博した。また雅楽教室を開くなど多岐に亘る活動は一方的な教化に限定されず、地域社会と共同する模範となる神社活動として高く評価される。

(5) 一般社団法人皇室崇敬会殿(沖縄県)

 本崇敬会の前身は、昭和聖徳記念財団沖縄支部であり、公益法人制度に伴う同財団の移行を機に、平成24年7月に一般社団法人の登記を完了し独立。活動の手始めとして『昭和天皇 遺されし御製』を平成25年4月29日に刊行。皇室の崇敬の念を軸に活動を展開しているが、前身が昭和天皇聖徳財団沖縄支部ということもあり、以前より昭和天皇御製碑建立にも尽力し、御製への思いは深く、同書の編者は、昭和天皇が遺された御製を日本国民はもちろん沖縄県民にも識らしめたいとこの書を著した。沖縄県民による昭和天皇の書であることが意義深く評価された。

以上5件

平成25年度神道芸能普及費受給者名

(1)天下一関白獅子舞保存会殿(栃木県)

 天下一関白獅子舞は、1100年前の延喜12年以来の縁起を持ち、全国に流布伝承されている一人立ち三匹獅子舞のうち関白流獅子舞の始祖である。本保存会は、昭和28年に栃木県指定民俗無形文化財の指定を受け、同28年第五十九回神宮式年遷宮のおりには、獅子舞を内宮・外宮に奉祝奉納した。また今回の第六十二回神宮式年遷宮奉祝団体として、内宮奉納し、保存会地域全員の参加によりその任を果たすなど活動している。

(2)富山県神社庁雅楽部殿(富山県)

 同雅楽部は、平成15年10月富山県神社庁所属の神職により構成され、雅楽・舞楽神楽舞を通して神道教化活動に資するべく設立された。これまでの活動として、学校関係での演奏活動12回、神社関係での舞楽奉納28回、公的機関での文化交流会などにも参加し、海外交流に貢献するなど活動を展開している。

(3)都多獅子舞保存会殿(兵庫県)

 本保存会は、兵庫県宍粟市山崎町鎮座の桓武伊和神社の氏子により昭和58年10月に設立された。設立以前は同神社のうち「中の自治会」だけで舞われていた獅子舞を同神社の全氏子を対象に会員を募集し、「都多獅子舞保存会」を結成。郷土芸能の継承に取り組んできた。主な活動は、結成以来31年間桓武伊和神社の例祭(秋祭り)に奉納、20年前からはこどもの獅子舞にも取り組むようになり、小学高学年に舞、太鼓、笛拍子木を教えるなど後継者育成に力を注いでいる。

以上3件

【Ⅱ】神道芸能普及費支給(別枠)

《本年度支給対象者》

(1)請戸芸能保存会「苕野神社の田植踊」殿(福島県)

 福島県双葉郡浪江町請戸の海浜直近に鎮座の延喜式内社苕野神社は、毎年2月の第3日曜日に斎行される「安波祭」などで、福島県下では有名な神社である。このたびの東日本大震災に伴う大津波により全ての社殿・工作物は完全に流失し、神社は跡形もなくなり、多くの犠牲者を出した。難を逃れた住民も全員県内外に避難し現在氏子区域は無人状態である。福島県神社庁では、苕野神社が県内被災の神社の中で、宮司がただ一人犠牲となった神社であり、苕野神社の復興が福島県内神社の復興ととらえ、支援し、神社本庁総長参列のもと復興祈願祭を斎行した。同保存会の「田植踊」も復興祈願祭に併せ仮設住宅で田植踊りの上演を行い、活動を開始し今日にいたる。

以上1件

第14回 平成24年度  6件

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1.神奈川県神社庁教化委員会殿【神奈川県】

 本委員会は、青少年に対する教化育成事業として神話の普及を目指し、平成十六年より始めた公演「親子で親しむ日本神話」は、県内神社や老人ホーム等を巡り、公演回数は60回を数える。また、子供向け神話冊子『みんなの神さま』の刊行も5冊となり件に伊神社やホームページを通し一般の人々にも無料で配布するなど勝籐を展開している。

2.久伊豆神社奉仕会殿【埼玉県】

 本奉仕会は、境内清掃や祭事の手伝いをはじめ、先年『越谷の神社』を刊行するなどの活動を展開している。また近年ダイオキシンや二酸化炭素の問題により伝統行事である「お焚き上げ」等が減少するなか、丹念な分別作業によりその伝統行事を守り続け、神道文化の継承に尽力。

3.久能山東照宮殿【静岡県】

 本東照宮は、神社併設博物館に収蔵す御祭神徳川家康公縁の「洋時計」ついての調査を英国博物館時計部門最高責任者に依頼し、重要文化財であるその時計の価値を明らかにし、調査結果を『大英博物館キュレーターによる調査所見及びその考察等報告書』に纏め、御祭神の神徳宣揚に努め、神道文化高揚に貢献。

4.北海道神社庁殿【北海道】

 本神社庁が発行した『樺太の神社』は、かつて日本国であった樺太の神社277社の歴史や、また終戦によりそれらの神社がたどった経緯および現況等を多数の地図・写真なども加え、樺太の神社の総体が網羅された大著である。資料的価値にも優れ、樺太地域の信仰史としても高く評価される。

5.清住宗廣殿【長野県】

 氏は、神明奉仕の傍ら英語科の教員として、長年教師を務め、その英語力を活かして古事記の英訳に取り組み、古事記編纂1300年の記念の年にあわせ『THE KOJIKI』を刊行。その努力を評価。

6.甲斐素純殿【大分県】

 氏は、神職の傍ら故郷である大分県九重町の歴史研究や文化財の調査・保護などにも尽力しながら、還暦を機に累代奉仕の宝八幡宮の1300年の歩みを詳細に纏めた『寳八幡宮と宮司甲斐家 1300年の神社誌』を刊行。神社・甲斐家の歴史を中心としたその地域の多彩な内容は評価される。

第13回 平成23年度  5件

1.府中市遺跡調査会殿【東京都】

 昭和50年の設立以来、東京都府中市の埋蔵文化財の発掘調査に取り組み、保存研究に務めてきた。とりわけ、府中市鎮座の大国魂神社境内及びその周辺の発掘調査は、古代国府と総社の祭祀をあきに明らかにするものとして高く評価される。

2.南里空海殿【東京都】

 フリージャーナリストで、平成23年春に『神饌 神様の食事から食の原点を見つめる』を出版。先の著書『伊勢の神宮』とともに紹介されたその書は、読者に感動を与えるものとして評価。また、料理本を顕彰する「グルマン世界料理大賞」において「食の寄稿部門」3位に入賞するなど、対外的にも評価されている。

3.山村明義殿【東京都】

 作家として全国を巡り、後援や取材を通して日本人の神道精神の探求を続け、昨年9月に『神道と日本人 魂とこころの源を探して』を刊行。あとがきには「東日本大震災により『日本人の本来の祈りと感謝』の姿がはっきりと浮かび上がってきた」と書かれているが、説明することが容易ではない「神道」の持つ普遍性と汎用性に一人でも多く気づいてもらいたいとの思いで出版したことが評価される。

4.久松文雄殿【東京都】

 天地初発で始まる古事記を忠実に表した『まんがで読む古事記』を刊行。全国の神社からの註文と売り上げ部数は4万部を越える。また、本年は『古事記』撰上から千三百年目の年に当たるが、『古事記』の完全漫画化は前例がなく、数多く登場する神々を個性豊かに描き分け、内容にも優れ評価されるる

5.西宮神社文化研究所【兵庫県】

 平成14年頃より全国の西宮神社に所蔵される古文書の調査をはじめ、平成22年に西宮神社文化研究所を設立し、蒐集した文書の整理・翻刻をおこなった。平成23年にはその成果を元に本殿復興五十年記念事業として『近世諸国えびす御神影札頒布史料集』を刊行。同書は、近世の神職の実態、とくに諸国の神職組織を明らかにするものとして評価される。

第12回 平成22年度  4件

1.笠原正夫殿【埼玉県】

 氏は、埼玉県在住の画家で、平成16年度版から、埼玉県神社庁教化委員会で企画・発行のカレンダー「日本の神話」の作画・紙面構成を担当、頒布部数は年々増加するなど尽力している。また、利用者からは、氏の描く神々のやさしい表情や筆使いが好評を得ており、氏の果たす役割は大きい。「神話紙芝居」も製作。神話啓蒙に尽力。

2.安藤智重殿【福島県】

 氏は、福島県郡山市鎮座の安積国造神社宮司として神明奉仕の傍ら、自らの祖先である安積艮斎の顕彰活動を展開している。艮斎は、江戸後期の儒学者で、安藤家の生まれ、本姓安積を名乗っていた。氏は、艮斎の記念館の開設・運営・著作活動等を通じ、儒学者である艮斎の神道人としての一面に光をあて、神道文化昂揚に貢献。

3.ボランティアセンター・ラブリーフォレスト殿【三重県】

 同センターは、平成13年の設立時より、「森林と人間とのより豊かな関わり合い」をテーマに、地元鈴鹿市に鎮座する加佐登神社の境内整備、神社参拝遊歩道の整備に取り組んでいる。同神社の境内林の荒廃を危惧し、地域の誇りであり拠り所である鎮守の森の保全と、参拝者が自然に親しみ、障害ある人もゆっくり楽しめる空間作りを目指し、バリアフリー遊歩道を構築する近自然工法について研究をすすめ、地元小中学校の生徒らにも参加を促し、神社の杜を整備するなど、同センターの活動は、神道文化の広報活動に貢献。

4.神社史料研究会殿【福井県】

 同会は、平成6年12月発会後、東京大学史料編纂所他で研究会を、また毎年一回夏期に全国著名神社の協賛を得てセミナーを開催し、その折に発表した論文を選び、思文閣出版より5冊の論文集を刊行している。その論文集は神社及び社家史料を活用しており、神社神道界にとって重要な論文集として評価される。

第11回 平成21年度  4件

1.愛知縣護國神社殿【愛知県】

 平成4年から平成21年までの18年間に亘って『愛知県下英霊社忠魂碑調査報告書』を刊行。この事業は3代の宮司の事業でもあり、昭和34年に井上宮司のもと、県下の英霊社や忠魂碑などの調査を開始したが、伊勢湾台風で中断、その後引き継がれ今日の刊行となった。内容も多岐にわたり評価される。

2.宮澤豊穂殿【長野県】

 氏は、大學を卒業後、中学校の教諭として教鞭をとる傍ら、平成4年より『日本書紀』の現代誤訳に取り組み、平成21年に『日本書紀 全訳』を上梓。古事記に比べ現代語訳が少ない難解な『日本書紀』を平易に訳したその努力と功績を評価。

3.富山県神社庁教化委員会教学部会殿【富山県】

 同部会は、平成19.20年度の2年間、皇學館大学の荊木教授らとともに、『日本書紀』神代巻の共同研究を実施し、平成21年『日本書紀(神代巻)を読む-富山に祀られた神』を刊行。同書は、神職が古典に親しみ、それによる更なる神職の自覚を促す書として評価

4.竹内荘市殿【高知県】

 氏は、平成4年林野庁を退職の後、故郷高知県幡多郡の神社の祭り、文化、歴史を調査したことにより、地方の集落の過疎少子化を実感、鎮守の森と神社を残すべく、自らの足で高知県の神社(2276社)を参拝し、写真鎮座地、祭神、略記を掲載した『鎮守の森は今 高知県内二千二百余神社』を出版。200部限定版から1700部の出版となり、高知県民に神道に対する関心を高らしめた。

第10回 平成20年度  5件

1.小林弘毅殿【山梨県】

 敬神の念篤く、浅間神社総代についてより、神社の由来、祭祀の意味等を熱心に学び、『浅間神社歳時記』を作成。また境内の扁額を復刻、揮毫をするなど一総代の枠を超えた大きな業績を残している。

2.宮田力松殿【愛知県】

 長年敎育行政に関わり、その傍ら神明社に奉仕。また自身の努力の軌跡や所信を纏めた多数の著書を上梓し、「みずから学ぶ学習態度」を説き続け生涯教育の示範となるものである。

3.平安神宮崇敬会殿【京都府】

 創立10周年記念事業として『平安神宮 神苑の生き物たち自然調査記録』を編輯刊行。神社林、神苑の公共的価値の高さを社会に広め、都市部の平地自然植生における生物層を解明し、神苑が生態系の維持機能をもつことを証明。学術的にも評価。

4.かつおぎ会殿【大阪府】

 財団法人大阪国学院通信教育部の同窓会組織として、会員相互の交流、研鑽を通じて斯界の発展に貢献。また、さらに上位を目指すべく検定試験の対策講座を開催し、著しい効果を挙げている。

5.全國戰歿學徒を追悼する會殿【兵庫県】

 戦歿学徒の追悼施設「戦歿学徒記念若人の広場」の荒廃を嘆き,施設維持、再興にかけての啓蒙活動を続け、次世代を担う全國の青年神職に慰霊顕彰の継承を呼びかけるなど、活動を展開している。

第9回 平成19年度  5件

1.都市と祭礼研究会殿【東京都】

 平成16年より2年間、東京都千代田区・神田神社で毎月「嘉永四年神田明神祭礼御用留」を輪読、その翻刻に注釈を付し神田明神選書『天下祭読本』を上梓。江戸天下祭の一翼を担った神田祭の基礎的資料として高く評価された。

2.小倉宗衛氏【東京都】

 多年に亘り、神事芸能と関わりをもつ能楽の信仰に努め、能面作家として高い評価を受けている。神社への崇敬篤く、東京都府中市・大國魂神社をはじめ多くの神社に自作の能面を奉納、神道美術の興隆に貢献している。

3.「栃木県神社誌」編集委員会殿【栃木県】

 栃木県神社庁設立60周年記念事業として「栃木県神社誌・神乃道 人の道」を編纂、昭和39年刊「栃木県神社誌」を継承しつつ新たに再調査を実施、その内容は学術的にも充実しており、内外の評価を得ている。

4.生田神社殿【兵庫県】

 平成12年に迎えた御鎮座千八百年の記念事業として神社編纂史に着手、足掛け7年の編集作業の末、『生田神社史』を刊行。原始から現代に至る神社の歴史を多彩で価値ある史資料を豊富に使用し平易な文章で叙述、新たな「神社史」のスタイルとして評価された。

5.故白井永二氏(感謝状)

 神道文化会理事として長きに亘り同会の事業運営に携わり、平成九年からは顧問として助言を与えるなど、本会の発展に寄与した功績は多大。また、奉職神社・鶴岡八幡宮を中心に鎌倉の民俗、郷土史に関する多くの業績を残した。昨年はライフワークの菅江眞澄について『菅江眞澄の新研究』を刊行した。

第8回 平成18年度  5件

1.本吉太々法印神楽保存会殿【宮城県】

 平成15年度宮城県ふるさと文化再興事業の一環として『本吉太々法印神楽』を刊行。その内容の充実が評価された。

2.熱田神宮朱鳥会殿【愛知県】

 明治維新により廃絶となった元社家後裔の会として昭和三十年以来神道の理解を深めるために、雑誌を発行し纏めた『朱鳥雑考』は評価に値し全国の崇敬団体の範となる。

3.太田正弘殿【愛知県】

 東海地方を中心に神社所蔵の資料の調査のかたわら、国初から明治中期までにいたる神道・神社に関する和書3万3600点を目録化した『神道・神社圖書目録』を編輯刊行。研究者の利便ん供した大著が評価された。

4.西川泰彦殿【富山県】

 一般には殆ど知られていない大正天皇の御製詩に丁寧な謹解、謹注釈を附した『天地充分春風吹き満つ』を刊行。広く世に伝えた功績が評価された。

5.大塩天満宮獅子舞保存会殿【兵庫県】

 昭和63年の設立以来、国内のみならず日本の伝統文化使節団として海外で活動、神道文化の普及にもつとめていることが評価された。

60周年特別表彰  3件

1.マークエステル氏(フランス人画家)

 昭和45年の来日以来、日本の文化に興味を寄せ、特に『古事記』をもとに神話ゆかりの新刊・神社に参拝しながら、日本の神話を題材とした作品を画き、画集『日本の神話』を発表。高い評価を得ている。

2.神社オンラインネットワーク連盟殿【福岡県】

 近年著しく発展しているインターネットを通じて日本の伝統と神社、神道の正しい知識を広める活動が神社間の連携を図るものとして評価された。

3.故櫻井勝之進氏(感謝状)

 長きに亙り、本会の理事、顧問として会の発展に寄与。また神道関係約500篇にのぼる著述があるなどの功績により感謝状を贈呈。

第7回 平成17年度  5件

1.中央乃木會殿【東京都】

 約30年に亙り、忠魂碑を中心に乃木希典将軍揮毫の石碑を調査研究。これを『乃木将軍揮毫の碑』として纏め、将軍の至誠籠る碑文の所在を明らかにしたその功績を評価。

2.関根光男氏(東玉川神社宮司)【東京都】

 約40年の長きに亙り社頭および教壇において児童生徒を善導し、多くの著作・講演を通して生命尊重・郷土教育の重要性を広く説いたその功績を評価。

3.北方領土文化日露共同学術交流実行委員会殿【北海道】

 露国との共同による千島列島の神社調査の結果を纏めた報告書『北方領土の神社』は、北方領土の神社を把握する上での先駆的な業績であり、今後の本格的調査への道を拓いた。

4.山崎洋文氏 (白山神社宮司)【長野県】

 神明奉仕の傍ら、郷土史の研究に尽力し、『本城村誌』の編輯を始め、郷土芸能の記録や講演活動等を通して、地域文化の振興に大きく貢献した。

5.広島県標柱調査委員会殿【広島県】

広島県の神社の特色である標柱について、十年以上に亙る調査研究の成果を『廣島縣の標柱』として刊行し、今日では難解となっている神徳宣揚文の内容を判読し先人の神忠を不朽のものとした。

第6回 平成16年度被表彰者  5件

1.鎮守の森CO2吸収調査プロジェクト会議殿【東京都】

 学生や青年神職等が参加して、東京都内約六十社の社叢におけるCO2吸収量を調査し、環境保全に社叢が大きく貢献していることを明らかにした。(記念品料10万円支給)

2.天祖神社教化部殿【東京都】

 平成11年より「雅楽の普及・伝承による地域の神道教化」を目的として発足し、教育機関にての鑑賞会開催や雅楽技術の指導等を通して、神道文化普及に功績を挙げている。(記念品料10万円支給)

3.石山利和殿(氷川八幡神社宮司)【埼玉県】

 50年に亙って奉仕神社の社頭整備と神徳宣揚に勤める傍ら、「新倉 氷川八幡神社史」を上梓し、郷土文化における神社の位置を実証した。(記念品料10万円支給)

4.京都府神道青年会殿【京都府】

 昨年(平成16年)、京都国立博物館にて特別展「神々の美の世界−京都の神道美術」を主催し、神道文化の価値を多くの人に伝えた。(記念品料10万円支給)

5.広谷喜十郎殿(土佐史研究家)【高知県】

 高知県内各地の神社の由緒・歴史、また山川・巨木・岩石等の信仰伝承について広範囲に調査した成果を、20年に亙って神社庁報に連載、『土佐史の神々』として出版。(記念品料10万円支給)

第5回 平成15年度被表彰者  5件

1.比布神社名誉宮司鎌田三郎殿【北海道】

 昭和30年から50年の長きにわたり、北海道護国神社合祀祭において、「祭儀解説」を行い参列者のこころに深い感銘を与えつづけた功績を評価。

2.宮城の正月飾り刊行会殿【宮城県】

 宮城県内に残る「きりこ、御幣、かざり」とよばれる正月祭祀用のお飾りについて総合的な調査研究をまとめ、刊行。内容がすぐれ、その地道な努力を高く評価。

3.白山本宮神社史刊行会議(代表山崎宗弘氏)【石川県】

 平成20年に白山比め神社御創建二千百年を迎えるにあたり刊行会議を組織し、図説・通史・年表の三部構成で編纂、発行を計画。刊行された図説は内容が充実、今後に期待。

4.堺こおどり保存会殿【大阪府】

 古い由来をもち、中世の「風流踊り」との共通点なども指摘される貴重な神事芸能である「こおどり」の保存に尽力。とくに子供たちに伝統、伝承の大切さを認識させ育成に尽力。

5.全国一の宮巡拝会殿【東京都】

 平成10年に設立されていらい全国の一の宮の啓蒙宣伝につとめ、広報活動、独自の朱印帖の作成と普及など、神道文化に貢献。

第4回 平成14年度被表彰者  5件

1.高橋 昭殿【群馬県】

 長く神明宮の総代として奉仕の傍ら、神明宮の創建に関わる白さぎ伝説を中心に『神明宮の歴史』を刊行。神徳宣揚に貢献

2.広島県青年神職会殿【広島県】

 9年間の年月を掛け『広島県神社建築』を刊行。県下代表社106社を対象に調査。神社建築の特質を明確にした精緻

3.上五島神楽保存会殿【長崎県】

 複雑な伝承形態をもつ「五島神楽」につき、保存育成に努力。五島神楽の諸相を丹念に調査・整理し『五島神楽の研究』を刊行。

4.故西田廣義殿【特別表彰】

 20年の長きにわたり本会監事として尽力。一方、斯界における時局対策の第一人者として活動。多大な功績に感謝。平成15年2月2日逝去。

5.故上田賢治殿【特別表彰】

 昭和63年より本会常務理事として運営に尽力。とくに寄附行為改正後の新事業を開設し、会の活動に多大な貢献。平成15年3月27日逝去。

第3回 平成13年度被表彰者(創立55周年)  8件

1.明治神宮農林水産物奉献会(会長加藤源蔵氏)【東京都】

 会の三十周年記念出版書『都市に息づく心』を刊行。また、活動が明治神宮のみならず全国に及び、神道文化に貢献。

2.藤原茂男氏(若宮八幡宮宮司)【山梨県】

 県内神職家に伝わる古文書を解読して庁報に解説の執筆を続け、『実例古文書解説を刊行し、一般神職に古文書を紹介した業績。

3.上杉千郷氏(学校法人皇學館理事長)【三重県】

 著書『狛犬事典』は内容も多岐にわたり、狛犬学の貴重な資料として高く評価される。

4.塩澤重義氏(郷土史家)【静岡県】

 著書『国学者小國重年の研究』は、小國神社祠官でもあった小國重年の生涯を詳らかにし、遠州を中心とする国学運動研究の成果として意義深い。

5.愛知県神社庁豊橋支部(支部長白井清夫氏)【愛知県】

 豊橋支部刊行の『豊橋市神社棟札集成』は、棟札の銘文を正確に採録した貴重な信仰資料であり、地道な作業を高く評価。

6.上杉千年氏(日本教師会参与)【岐阜県】

 著書『猶太難民と八紘一宇』は、日本人の人道的な精神文化を具体的な事例に則し検証し、とくに杉原千畝氏の功績について論述を高く評価。

7.大森利憲氏(彌彦神社宮司)【新潟県】

 著書『峰の桜』は、彌彦神社のご祭神について青少年に理解できるよう工夫し、平易に書かれ、神道教化に貢献。

8.岡島隆夫氏(金刀比羅神社禰宜)【徳島県】

 著著『阿波の神々と祭り』は、一般にも神道理解を促す好著として評価。

第2回 平成12年度被表彰者  5件

1.日長神社宮司中澤三千夫氏【愛知県】

 昭和45年12月より教誨師として永年活動のかたわら多方面にわたる今日的課題を神道観に基づき論し、数多の冊子を刊行。

2.長田神社追儺式奉賛会殿【兵庫県】

 室町に淵源を発するという長田神社追儺式の神事斎行のため氏子中心に結成され、伝統芸能の保存維持に努力。

3.増田春子氏【大阪府】

 日本の郷土玩具を後世に伝えるべく自らの画才を生かし、美しい暖かな絵本としてシリーズ刊行。伝統文化に寄与。

4.社会福祉法人いわみ福祉会「桑の木園芸能クラブ」殿【島根県】

 福祉施設において、石見神楽を取り入れた活動をおこない、園生の育成をはかり、対外活動を通し伝統文化普及に貢献。

5.八幡神社宮司田中重雄氏【広島県】

 郷土のみならず、備後地方及びその周辺についての祭り、とりわけ神楽を調査研究し、その論考を『備後神楽』と題し、刊行。

第1回 平成11年度被表彰者  7件

1.矢野憲一氏(神宮禰宜)【三重県】

 神明奉仕の傍ら地域活動を通じ神宮の神徳宣揚に尽瘁。

2.明治神宮宮司外山勝志氏【東京都】

 御鎮座80年を記念して『明治天皇さま』『昭憲皇太后さま』を刊行、学術的にも評価され、御神徳宣揚に功績。

3.常磐神社宮司武浪嗣一氏【茨城県】

 昭和50年より水戸学講座を開講し、御祭神の御神徳景仰を通し、水戸学を研鑚、講録を刊行し神道文化に貢献。

4.所 京子氏【岐阜県】

 『斎王の歴史と文学』を刊行。斎王の史的研究に貢献。

5.筥崎博生氏【千葉県】

 神明奉仕の傍ら、『神道史概説』を刊行。神道普及に功績。

6.大阪府伶人楽士の会殿【大阪府】

 浪速神楽の伝統保持と普及のため現存する神楽のビデオテープに収録。講習会等を開催し伝統保持に努力。

7.『北海道神社庁誌』編纂委員会殿【北海道】

 神社庁設立50周年記念事業として編纂。神社本庁包括下以外の千島樺太の神社も精査。神社の史的研究に貢献。

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第24回 平成25年5月  5件

豊田子ども神楽【新潟県】

湯之尾神楽保存会【鹿児島県】

牛渕昭和倶楽部【愛媛県】

岩津神楽保存会【愛知県】

万呂の獅子舞保存会【和歌山県】

第23回 平成24年5月  3件

日野囃子保存会【東京都】

榊雅楽会【愛媛県】

三重の獅子舞操作員会【佐賀県】

第22回 平成23年5月  3件

菊間八幡神社十二座神楽保存会【千葉県】

日光弥生祭付祭保存会【栃木県】

紀州「三郷八幡神社幟上げ」「短冊上げ」【和歌山県】

第21回 平成22年5月  3件

竹駒奴奉仕講【宮城県】

川根本町徳山古典芸能無保存会【静岡県】

柏崎・刈羽神楽上演実行委員会【新潟県】

第20回 平成21年5月  3件

万九千社立虫神社神代神楽保存会【島根県】

神代御宝踊保存会【徳島県】

高江町太郎太郎踊り保存会【鹿児島県】

第19回 平成20年5月  3件

松前神楽北海道連合保存会【北海道】

和寒神社稚児舞奉納婦人会【北海道】

葛城神社おねり保存会【徳島県】

第18回 平成19年5月  3件

新田ばやし保存会【千葉県】

河口浅山神社稚児の舞保存会【山梨県】

荒川獅子舞保存会【愛媛県】

第17回 平成18年5月  3件

梅山流鏑馬振興会【静岡県】

長野雅楽会【長野県】

桧獅子舞保存会【徳島県】

第16回 平成17年5月  3件

敢國神社獅子神楽保存会【三重県】

酒垂神社保存会【石川県】

杭全神社御田植神事保存会【大阪府】

第15回 平成16年5月  3件

矢矧神社獅子保存会【愛媛県】

鎌倉神楽保存会【神奈川県】

物部神社御神楽保存会【新潟県】

第14回 平成15年5月  3件

鷺宮囃子保存会【東京都】

八幡神楽保存会【青森県】

礼楽研究会【石川県】

第13回 平成14年5月  3件

黒谷の獅子舞保存会【埼玉県】

雄勝法印神楽保存会【宮城県】

香川県神社庁雅楽部櫻木守氏【香川県】

第12回 平成13年5月  4件

上総神楽保存会【千葉県】

津軽神楽保存会【青森県】

出雲国大原神楽保存会【島根県】

大西神社「鐘踊り」保存会【愛媛県】

第11回 平成12年5月  3件

二川歌舞伎芝居【和歌山県】

五島神楽「巖立神社神楽保存会」【長崎県】

大寺三番叟保存会【千葉県】

第10回 平成11年5月  3件

親都神社芸能保存会【群馬県】

松下流綱火保存会【茨城県】

熊野堂神楽保存会【宮城県】

第9回 平成10年6月  1件

湯立三十三番神楽保存会【福岡県】

第8回 平成8年6月  1件

佐藤延登氏【大分県】

第7回 平成7年6月  1件

西島神楽団【山梨県】

第6回 平成6年6月  1件

間中散々楽舞【茨城県】

第5回 平成5年6月  1件

江古田獅子舞【東京都】

第4回 平成4年6月  2件

大宝八幡宮十二坐神楽【茨城県】

大土地神楽団【島根県】

第3回 平成3年6月  2件

佐太神能保存会【島根県】

伊予神楽【愛媛県】

第2回 平成2年6月  2件

山森阿蘇神社神楽保存会【熊本県】

中江神楽保存会【熊本県】

第1回 平成元年6月  1件

比企雅楽会【埼玉県】