平成26年 第16回「神社建築と神道文化」

 神道文化会では、毎年一回公開講演会を開催しております。

 昨年は第六十二回神宮式年遷宮を奉祝し、「お伊勢参りと神道文化」をテーマに開催いたしましたが、本年は伊勢の神宮、出雲大社の御遷宮を始め、神社の存在、その主要建築である本殿の様式等に注目の集まる昨今、主題に「神社建築」を取り上げ、その多様性、あるいは特徴と変化、に焦点を当て、神道文化における「神社建築」の意義について探ってゆきたいとテーマを「神社建築と神道文化」とし開催いたします。
どうぞふるってご参加ください。

 なお、お申込みは、電話、ファックス、メールで承ります。住所、氏名、職業等をご記入の上、下記の神道文化会事務局までお知らせください。(定員になり次第締め切らせていただきます。)

※お名前等の情報については、講演会のご案内のみに使用させていただきます。

文化会26チラシ(ol_72ppi)

開催日時  平成26年6月14日(土)

参加お申込・お問い合わせ

一般財団法人神道文化会事務局
〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-1-2 神社本庁内
℡ 03-3379-8281 FAX03-5358-3491
E-mail info@s-bunka.com

開催場所

國學院大學渋谷キャンパス 120周年記念2号館 2202教室
渋谷駅から都営バス(渋谷駅東口バスターミナル54番、学03日赤医療センター行「国学院大学前」下車)

渋谷キャンパス

プログラム

13:00 主催者挨拶
    一般財団法人神道文化会専務理事 松山文彦
13:10 講演Ⅰ 「神社建築の特徴と変化」
    青山学院女子短期大学兼任講師 山田 岳晴氏
14:10 (休憩)
14:30 講演Ⅱ 「神社建築の現代」
    株式会社日本建築工藝設計事務所所長 松島 義知氏
15:30 閉会挨拶
15:40 閉会

講師プロフィール

山田岳晴(やまだ たけはる)

 青山学院女子短期大学兼任講師、一般社団法人日本文化財学研究所代表(文学博士・一級建築士)

 昭和50年広島県生まれ。広島大学大学院工学研究科修了後、同大学大学院文学研究科人文学専攻博士課程後期終了。平成17年、博士号(文学)取得。その間、平成9年広島県鎮座の河内神社権禰宜、平成17年同神社禰宜を勤めながら、国立歴史民俗博物館機関研究員、國學院大學伝統文化リサーチセンター客員研究員などを歴任。現在は、一般社団法人日本文化財学研究所代表、青山学院女子短期大学で文化財学、日本建築史などの講義を受け持つ。

 主な著書に『寺社の装飾彫刻-中国・四国・九州』[分担執筆]、日貿出版社、『伊勢神宮と日本人』[分担執筆]河出書房新社など多数。また教養誌『週刊 日本の世界遺産17厳島神社』などの執筆もある。

松島義知 (まつしま よしとも)

 株式会社 日本建築工藝設計事務所代表取締役所長(一級建築士)

 昭和28年、福岡県県生まれ。中央工学校建築課卒業後、昭和49年日本建築工藝設計事務所に入社。現在、代表取締役所長。代表作品として、波上宮(沖縄県)、鎮西諏訪神社(長崎県)、速谷神社(広島県)、千葉神社、盛岡八幡宮(岩手県)等がある。

 日本建築工藝設計事務所は、戦前、内務省技師・神祇院技師として長きにわたり神社建築に貢献した角南隆氏が、昭和22年3月に設立し、神社本庁内に事務所を構え現在に至る。戦前の内務省神社局・神祇院の流れをくむ設計事務所として、全国の神社の要望に応えるべく、改修・造営などの設計に携わる神社建築のスペシャリストである。