平成19年 第9回「鉄と神道文化」

島根県立古代出雲歴史博物館
学芸部長
松本 岩雄氏 「弥生時代の青銅器文化」
岩手大学准教授、工学博士
釜石市立鉄の歴史館参与
小野寺 英輝氏 「みちのくの鉄文化と
近代日本」
國學院大學神道文化学部教授
博士(歴史学)
杉山 林継氏 「        」

osirase.jpg 「自然と神道文化」をテーマとした神道文化会の公開講演会も今回で9回目を迎えました。9回目となった本年は、「鉄と神道文化」をテーマに開催致します。

 古来より私たちは鉄や銅などの金属を利用して、その文化や文明を獲得し、これを発展させてきました。さまざまな金属類の加工によって人々の暮らしが豊かになったことはいうまでもありません。そこで今回の講演会では、古代の青銅器文化から近代以降の製鉄・製鋼に至るまで、鉄をはじめとする金属と人との関わり、社会環境の変化に焦点をあてつつ、これからの日本人の生活、信仰のなかでの現代的課題について考えてみたいと思います。