平成18年 第8回「風と神道文化」

皇學館大学助教授 河野 訓氏 「風の神と信仰」
三重大学名誉教授 水越允治氏 「風で語る日本の気候」

 第8回の講演会は「風」をテーマとしました。私たち人間にとってもしも「風」がなかったらどうなるか?

 そんな疑問にも答えてくれる講演会でした。「風」がなかったら熱も水分も運ばれない…。

 ロシアやアラスカは年中雪と氷に囲まれ、インドやアフリカは灼熱の砂漠で雨は全く降らない…。

 人も住めないそんな地球、世界になってしまう。

 科学とは別としても何故私たち日本人が風を大事にしてきたのか、また気候や地理の中での「風」の機能とは何か、古典を紐解きながら、また気候学の立場から、それぞれ発表戴きました。

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